ゲームライフが一変する性能! ゲームプレイ+動画編集向けの1台にもピッタリ!
安定&快適4K/ハイフレームレートでのゲームプレイなら、ASUS製パーツずくしの超ハイエンドゲーミングPC「ZEFT G15ASZ」が最適
2021年01月14日 12時00分更新
セブンアールジャパンが運営するパソコンショップ SEVENで販売されている「ZEFT G15ASZ」は、「Powered by ASUS」を取得するだけでなく、ROG STRIXシリーズにこだわったハイエンド向けゲーミングパソコンだ。その詳細は前回紹介したとおりだが、やはり気になるのはパどの程度パフォーマンスを発揮するのかという点だ。そこで、本稿ではゲームを始め、いくつかのテストを行い、ZEFT G15ASZのパフォーマンスに迫ってみたい。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | ZEFT G15ASZ |
CPU | Core i9-10900K(定格クロック3.7GHz、最大クロック5.3Hz、10コア/20スレッド、共有キャッシュ容量20MB) |
グラフィックス | ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING |
メモリー | 32GB PC4-21300(DDR4-2666 SDRAM、16GB×2)、スロット数4のうち2スロット使用 |
ストレージ | 1TB M.2 SSD(Samsung 970 EVO Plus、NVMe)、2TB HDD |
マザーボード | ASUS ROG STRIX Z490-E GAMING |
CPUクーラー | ASUS ROG STRIX LC 360 RGB |
PCケース | ASUS ROG STRIX Helios White Edition |
通信規格 | 2.5Gb Ethernet LAN、Wi-Fi 6/Blutooth 5.0対応 |
電源ユニット | CoolerMaster V850 Gold(定格出力850W、80PLUS Gold認証) |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
Apex Legendsではほぼ300fpsに張り付く性能
4K解像度でもほとんどのゲームが快適にプレイ可能
では、早速、定番のベンチマークソフト「3DMark」(Version 2.16.7113)の結果から見ていこう。ZEFT G15ASZは、DirextX 11のテストであるFire Stikeにおいて、Fire Strike“無印”で3万を超えるスコアを発揮。3840×2160ドットでテストが行なわれるFire Strike Ultraでも、1万以上のスコアを叩き出している。
DirectX 12のテストとなるTime Spyでもその傾向は変わらず、Time Spy“無印”で1万6000台、Time Spy Extremeでも8000台と、良好な結果を残している。ビデオカードに「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-G」を採用しているため、3Dグラフィックス性能において高いパフォーマンスが期待できそうだ。
では、実際のゲームではどうなのか、「Apex Legends」でパフォーマンスを見てみよう。ここでは、オプションから描画負荷が最大となるように指定しゲームをプレイ。その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得している。なお、ゲームの起動に際し。フレームレートの上限を省略するオプションを指定していることをここで断っておく。
その結果だが、ZEFT G15ASZは1920×1080ドットではほぼ300fpsに張り付いた状態となった。3840×2160ドットでも最小フレームレートは140fps台をキープしており、高リフレッシュレートのディスプレーと組み合わせることで、より有利に立ち回れることは間違いない。
さらに、「バイオハザード Re: 3」の結果を見てみよう。ここでは、オプションからテクスチャ品質:高(3GB)に指定してゲームをプレイし、その間のフレームレートをGPUOpenの「OCAT」(Version 1.6.1)で計測した。なお、OCATの仕様上、最小フレームレートに代わり、データを並べた際の99%目にあたる99パーセンタイルフレームレートを利用している。
その結果だが、ZEFT G15ASZは1920×1080ドットで99パーセンタイルフレームレートを200fps以上を実現し、平均フレームレートが300fpsを超えている点は評価に値する。3840×2160ドットでも99パーセンタイルフレームレートは100fpsを上回っており、快適にプレイできることは誰の目にも明らかだ。
続いて「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク」では、最高品質に指定してベンチマークを実行したが、ZEFT G15ASZは1920×1080ドットで2万以上、3840×2160ドットでも1万4000台と高いスコアを堅持。テスト結果の詳細を見てみると、3840×2160ドットでは、平均フレームレートが97.9fps、最小フレームレートが41fpsと、後者はさすがに60fpsを割ってしまっているものの、MMORPGでこの結果は立派。
スクウェア・エニックスの指標でも、スコア7000以上が最高評価であることを踏まえても、ZEFT G15ASZでファイナルファンタジーXIVを4K解像度で快適に遊べることは間違いない。
では、ゲーム以外のパフォーマンスも見てみよう。まずは、「FFMpeg」を用いた動画ファイルのトランスコードに要する時間を測定してみた。なお、用意した動画ファイルは、ファイナルファンタジーXIVを実際にプレイした7分弱のもので、解像度は1920×1080ドット、フォーマットはMotionJPEGとなっている。
これを、FFMpegを用いてH.264/AVCとH.265/HEVCへとトランスコードしたのだが、前者は10分弱、後者は25分弱で終了した。この時間であれば実用的な範疇で、Youtubeなどへプレイ動画をアップする際でも、トランスコードの遅さにストレスを感じることはまずないはずだ。
「PCMark 10」(Version 2.1.2506)の結果に移ろう。今回は、無償版でも実行できるPCMark 10“無印”のテストを実行したが、ZEFT G15ASZの総合スコアは7532と良好だ。中でもDigital Content Creationが1万以上のスコアを発揮しており、写真の加工や動画ファイルの編集など、コンテンツ制作におけるパフォーマンスが特に優秀だ。
もちろん、基本性能を見るEssentialsや、オフィスアプリケーションの性能を示すProduntivityも9000台のスコアを残しており、ZEFT G15ASZの性能にまったくスキはないといっていい。
最後にストレージ性能もチェックしておきたい。そこで、「CrystalDiskMark」(8.0.0)をシステムドライブに対して実行してみた。ZEFT G15ASZでは、SSDにSamsungの「SSD 970 EVO Plus」を採用しており、シーケンシャルアクセスはリードとライトともに1700MB/秒程度のパフォーマンスを発揮している。もちろん、上を見ればキリがないが、この性能であればゲームのロード時間などでストレスを感じることもないはずだ。
ゲームライフが一変するポテンシャル
ゲーム以外に動画やオフィスアプリなど幅広く活躍できるPC
以上のテスト結果を見ても明らかなとおり、Core i9-10900KとROG-STRIX-RTX3080-O10G-Gの組み合わせは、ゲームにおいて期待通り高いパフォーマンスを発揮している。とくに4K解像度でも高いパフォーマンスを維持している点は特筆すべきポイントで、そこに魅力を感じるユーザーも多いのではないだろうか。
ゲーム以外のパフォーマンスもかなり優秀で、ZEFT G15ASZでゲームライフは一変するといっても過言ではないほど、高いポテンシャルを備えたマシンだ。ケースにROG STRIX Helios White Editionを採用したことで、場所を取る点がデメリットではあることは確かだが、その問題をクリアできるのであれば、このZEFT G15ASZはかなり魅力的な1台であると言えよう。