2021年1月13日(現地時間)、Intelはパット・ゲルシンガー氏が同年2月15日付けで同社のCEOに就任することを発表した。同氏は18歳でIntelに入社し、その後30年間勤めて上席副社長兼CTOにまでなった人物だが、2009年に退社してEMCの社長兼COOに着任。その後、2012年にはVMwareのCEOに就任し、その辣腕を振るってきた。
Intelのプレスリリースで同氏は「Intelでの私の経験は私のキャリア全体を形作っており、この会社に永遠に感謝しています。すべてのデジタル化が加速していることからわかるように、イノベーションにとって非常に重要な時期にCEOの役割でIntelに帰国することは、私のキャリアの最大の名誉です。」と述べている。
デスクトップPC向けCPUのシェア争いのみならず、ノートPC向けCPUなどでも競合他社との闘いは激しくなってくることが予想される2021年。新CEOの手腕が問われる。