SOMPO美術館、生誕150年記念「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」開催

文●西新宿LOVEWalker

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「大きな赤の色面、黄、黒、灰、青色のコンポジション」(1921年/油彩、カンヴァス/ピート・モンドリアン/デン・ハーグ美術館 Kunstmuseum Den Haag)

 SOMPO美術館は3月23日~6月6日、「モンドリアン展」を開催する。

 2022年に生誕150周年を迎えるピート・モンドリアンの個展は、日本では23年ぶりの開催。モンドリアン作品を多数収蔵するオランダのデン・ハーグ美術館からの借用作品は、初期のハーグ派様式の風景画から晩年の原色平面の「コンポジション」シリーズまで多岐にわたる。

「砂丘Ⅲ」(1909年/油彩、厚紙/ピート・モンドリアン/デン・ハーグ美術館 Kunstmuseum Den Haag)

 今回は、デン・ハーグ美術館及び国内の美術館のモンドリアン作品に関連作家作品20点を加えて展示。モンドリアンの初期風景画にも晩年の作品に繋がる兆しを見ることや、交流のあった同時代の作家の作品を見ることができる。

「色面の楕円コンポジション 2」(1914年/油彩、カンヴァス/ピート・モンドリアン/デン・ハーグ美術館 Kunstmuseum Den Haag)

 会場はSOMPO美術館(東京都新宿区西新宿1-26-1)、開館時間は10時~18時(入館は閉館30分前まで)。月曜休館(5月3日(月・祝)は開館)。

「コンポジション No.1」(1929年/油彩、カンヴァス/ピート・モンドリアン/京都国立近代美術館)

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