KDDIは9日、「au新サービス発表会」を開催。質疑応答で、ドコモの新料金プラン「ahamo」への対応について問われ、その中で同社代表取締役執行役員副社長の東海林 崇氏は「これから詳細を詰めていきたい」とした。
月20GBで月2980円というインパクトのある料金とともに、オンライン専業という、これまでにない形で登場したahamoだが、「市場に対して、一定のインパクトがある」とその存在感を認めつつ、「サービス設計がよくわかっていないので、詳細なコメントはできない」としてコメントを避けた。
また、ahamoへの対抗策、現状では「使い放題」がメインとなっているauブランドでの月20GB程度のプラン追加など、料金改定について問われたところ、同社が“マルチブランド”として提供しているauやUQ mobile、さらに来春開始を予定しているeSIM活用のデジタルネイティブ向け新ブランドを含めて「これから詳細を詰めていきたい」「満足いただけるもの(料金プラン)を出していきたい」と、検討を進めていること自体は認めている。