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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第243回

5G対応でコスパ良し! ミドルハイ「Galaxy A51 5G」の使い勝手を検証

2020年12月01日 12時00分更新

文● 友納一樹 編集●ASCII

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 今回レビューするのは、ドコモとauから発売されているサムスン電子の「Galaxy A51 5G」。GalaxyのAシリーズというと2~3万円台で購入できるスマホ初心者向けの機種が多く、今夏にはGalaxy A41も発売されています。

 11月頭に発売されたこのGalaxy A51 5Gはその名のとおり5Gに対応した新モデル。ドコモとauが販売しており、それぞれ7万488円(税込、以下同)、7万5435円となっています。両社とも端末返却プログラムを適用しない場合の代金ですが、ドコモは5G端末の購入時に「5G WELCOME割」が適用されます。割引額は契約内容によって変わります(最大2万2000円)。

 カラーは「プリズムブリックスホワイト」「プリズムブリックスブラック」の2種類。今回はホワイトをお借りして1週間ほど使ってみました。

視認性に優れる縦長ディスプレー

 本体は縦長のスリムな印象ですが、持ってみると横幅があり、がっしりしています。左右の画面端にはなんとか親指が届くという感じなので、手の小さい人には片手操作は苦労するかもしれません。ホログラム加工が施された背面はその輝きが印象的。ハイエンドっぽいサイズ感とデザインだと思います。

約74.1×159.2×8.7mm、重量は約189g

高級感のあるデザイン

本体右側に電源ボタンと音量ボタン

上部SIMカードスロット

下部にイヤホンジャック、USB Type-Cポート

 ディスプレーには有機EL「Super AMOLED」を採用。サイズは6.5型、解像度はFHD+(1080×2400ドット)。ベゼル幅が狭く、インカメラもパンチホール式のため、非常にすっきりした印象を与えます。縦横ともに表示領域がしっかりとられているので、特にブラウジングする際にスクロールや改行による視線の移動が少なくなり、快適でした。スピーカーは下部にしかないため、横画面にしたときの音の左右差はやや気になりました。

横画面表示

iPhone 12(右)と並べてみた

 今回は羽田空港で5Gの通信速度を計測してみました。三連休の後の火曜日、まだまだ人の多い日でしたが、下り500Mbps近い速度を継続して記録。また、新宿駅や渋谷駅周辺では数メートル動いただけでも5Gスポットから外れてしまいますが、羽田空港は多少移動しても5Gのピクトグラムが表示され続けていました。もっと人が少ない時間帯であれば、さらなる速度が期待できそうです。

下り500Mbps近い速度を安定して記録した。最速記録は496Mbpsだった

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