今回レビューするのは、ドコモとauから発売されているサムスン電子の「Galaxy A51 5G」。GalaxyのAシリーズというと2~3万円台で購入できるスマホ初心者向けの機種が多く、今夏にはGalaxy A41も発売されています。
11月頭に発売されたこのGalaxy A51 5Gはその名のとおり5Gに対応した新モデル。ドコモとauが販売しており、それぞれ7万488円(税込、以下同)、7万5435円となっています。両社とも端末返却プログラムを適用しない場合の代金ですが、ドコモは5G端末の購入時に「5G WELCOME割」が適用されます。割引額は契約内容によって変わります(最大2万2000円)。
カラーは「プリズムブリックスホワイト」「プリズムブリックスブラック」の2種類。今回はホワイトをお借りして1週間ほど使ってみました。
視認性に優れる縦長ディスプレー
本体は縦長のスリムな印象ですが、持ってみると横幅があり、がっしりしています。左右の画面端にはなんとか親指が届くという感じなので、手の小さい人には片手操作は苦労するかもしれません。ホログラム加工が施された背面はその輝きが印象的。ハイエンドっぽいサイズ感とデザインだと思います。
ディスプレーには有機EL「Super AMOLED」を採用。サイズは6.5型、解像度はFHD+(1080×2400ドット)。ベゼル幅が狭く、インカメラもパンチホール式のため、非常にすっきりした印象を与えます。縦横ともに表示領域がしっかりとられているので、特にブラウジングする際にスクロールや改行による視線の移動が少なくなり、快適でした。スピーカーは下部にしかないため、横画面にしたときの音の左右差はやや気になりました。
今回は羽田空港で5Gの通信速度を計測してみました。三連休の後の火曜日、まだまだ人の多い日でしたが、下り500Mbps近い速度を継続して記録。また、新宿駅や渋谷駅周辺では数メートル動いただけでも5Gスポットから外れてしまいますが、羽田空港は多少移動しても5Gのピクトグラムが表示され続けていました。もっと人が少ない時間帯であれば、さらなる速度が期待できそうです。
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ