人生初バイクとして、この秋Honda「CBR250RR」(2020年モデル)を迎えた筆者。新車ということもありますが、そももそバイク運転は不慣れゆえ、立ちコケを含め事故やケガは避けたいところ。そこで神田神社(神田明神)で交通安全祈願のご祈祷を受けてきました。こういうの、大事ですよね。
神田神社は西暦730年に創建された、都内有数の歴史をもつ神社です。神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内、築地魚市場など108町会の総氏神さまと知られ、江戸総鎮守としても知られています。
神田神社には、縁結びの神様である大己貴命、商売繁昌の神様である少彦名命、そして除災厄除の神様である平将門命の3神が祀られています。近年は秋葉原から近いこと、そして某アニメ番組の聖地ということもあって、多くの人が訪れています。
今でもアニメの1シーンと同様、神社の境内にある明神会館のわきから、東に下る石段の坂「明神男坂」を駆け上がる人がいらっしゃるとか。歴史ある神社ですので、格調高いと思われがちですが親しみやすさを感じます。
親しみやすさでいえば、神田神社創建1300年記念事業の一環として2018年12月15日にオープンした神田明神文化交流館も見逃せない施設。1階にはお守り等の授与品のほか、神棚、果ては歴史や文化に関する書籍を販売しています。日本の神社などの本は書店で「宗教」の棚に置いてあることが多く、なかなか立ち寄ることはありませんから新鮮です。そのほか、カフェスペースなども。ユニークなのは神社声援と書かれた「ジンジャーエール」。3本1200円で、飲んでみるとしっかりとした生姜の辛さと風味が楽しめました。
信仰心が薄いためか、神社仏閣にはあまり興味がなく、神田明神に訪れるのは数年ぶりでしたが、久々に訪れるとかなり新鮮。境内を巡ると失礼ながら「意外と面白い」というのが正直な感想。アミューズメント施設がなかった昔、神社仏閣は神聖な場所でありながら庶民にとって娯楽の場でもあったというのを本で読んだことがあります。なるほど、確かに昔の人はこうして楽しまれていたのだなと垣間見えますし、神社応援というダジャレのような飲料も納得できるというものです。
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