11.エム・アイ・ティ
NUARLブランドの有線イヤホン「NX1」と「NX3」を紹介。どちらもシングルダイナミックで、カーボンナノチューブを採用した自社開発の新型ドライバーを採用している(画像はNX1)。
完全ワイヤレスの「N10Pro」はNUARL初のANCを搭載している。「N6, mini」はコンパクトモデル。ドライバーは自社開発。野村氏は装着感がよく疲れにくいとコメント。
12.JVCケンウッド
新たに発売された、ヘッドホンで立体音声を楽しめるという「XP-EXT1」を紹介した。ヘッドホンとプロセッサユニットのセットで構成される。ドルビーアトモスやDTXに対応して7.1.4chの再生に対応している。EXOFIELD(エクソフィールド)技術を採用し、ヘッドホン内蔵マイクとアプリを組み合わせてユーザーにあった個人特性のカスタマイズができる。EXOFIELDはいままでは測定サービスを行っていたが、これにより自分で測定ができるようになった。
小岩井さんはまるで映画館になったように大きく変わる、ヘッドホンで上方の音の再現は難しいがこれでは再現できる、とコメントした。
13.日特
初めての参加。いままではOEM中心で、ヘッドホンの設計歴は50年になるという。
newspringブランドの製品「NSE1000」シリーズを紹介。性格の違う3兄弟だという。「NSE1000-G」が新製品。11mmのダイナミックドライバーを採用。Aはアルミで硬めの音、Bは真鍮で柔らかめの音、Gはジャーマンシルバーで楽器の部品としても使われている素材だそう。聞き応えのある音としている。
14.MUSIN
iBasso AudioとSHANGLINの新製品を紹介。「iBasso Audio IT07」というイヤホンはフラッグシップモデルで、7ドライバーを搭載している。BAとダイナミックのハイブリッド構成だ(画像の青いのがIT07)。開放的でダイレクト感のある音としている。チャンバーを使用した空気室でチューニングをしている。
「iBasso DC03」「DC04」のUSB DACアダプタ(USB端子とイヤホン端子)製品も紹介した。DC04は4.4mm端子を使用できる。
「M8」デジタルプレーヤーはSHANGLINのフラッグシップモデルだ。音質だけではなく操作性やワイヤレス機能などにも手を抜いていないという。DACはAK44EQを搭載。特にヘッドホン端子を自分で交換できる点がユニークだ。そのために外観上はひとつしか端子がない。このために内部スペースに余裕が生まれたことでほかの性能を向上できたという。電源を入れたまま交換できるホットスワップ対応も特徴的だ。
またiBassoの開発中の「DX300」の情報を公開した。大きな6.5インチ液晶とFPGAを搭載しているという。FPGAとCPUで処理分担をして音質を高めているということでなかなか興味深い。
15.カナルワークス
新製品のセミカスタムIEMをラインアップ。「CW-S」シリーズを紹介した。耳型を取るカスタムではないが、「CW-U」シリーズのユニバーサルタイプをベースにして、カラーやフィニッシュなどを選べる。音質的にはユニバーサルモデルと同じで外観をカスタム出来る。画像はユニバーサルモデルだ。