前へ 1 2 次へ

「VALORANT」「R6S」「Apex Legends」「CoD:WZ」4タイトルで計測

人気FPSを144fps貼り付きで遊べるか、RTX 2060搭載レノボ15.6型ゲーミングノートPC<Legion 550i 15>の実力を検証!

文●八尋 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

VALORANTは余裕! レインボーシックス シージも最高設定でも144fps貼り付きでプレイ可能!

VALORANT

 まずは『VALORANT』からチェック。こちらはデフォルトの設定で、「射撃場」の同じ場所を歩き回った際のフレームレートを「Fraps」で計測している。結果は、デフォルトの設定で平均が300.724fps、最小が185fps、最大が383fps。『VALORANT』に関しては、文句なしで144fps貼り付きで遊ぶことができるだろう。

 競技シーンで採用されているFPSの中でも比較的負荷が軽めな『VALORANT』だが、なるべくフレームレートを気にせず遊びたいのであれば、少しオーバースペックくらいのマシンがちょうどいい。<Lenovo Legion 550i 15>においては十分すぎるほどの性能を持っているので、VALORANTは設定を何もイジらずに超快適にプレイできるといえるだろう。

レインボーシックス シージ

 続いて、『レインボーシックス シージ(以下、R6S)』をみていこう。本作はタクティカルシューターで、プレイすればするほどマップなどの理解度が深まり強くなっていけるタイトルでもある。エイムに自信がなくても、立ち回りでカバーできる部分がたくさんあるのが魅力だ。持ち運び可能なノート型であれば、より多くの時間、本作をプレイしていられる。

 まず、ゲーム内のベンチマークモードをチェック。結果は以下のとおりになった。なお、本作はAPIに「DirectX 11」か「Vulkan」を選んで起動することができる。今回はVulkanを選択している。

レインボーシックス シージのゲーム内ベンチマークの結果

 ベンチマークでは、最高設定でも最低fpsが187fpsと、144fpsを下回らなかった。R6Sにおいても、設定を最高にしたまま快適にプレイ可能だ。

 そこで、エイム練習などに使われる「エリミネーション」を実際にプレイした際のフレームレートも、「Fraps」でチェックしてみた。結果は、最高設定でも最小fpsが146fpsと、144Hzを超えた。今回、エリミネーションのマップは「海岸線」を選択しているので、マップによって多少の前後はあるかもしれないが、基本的にはR6Sも144fps貼り付きで遊べるといえるだろう。

エリミネーションでのフレームレート計測結果

Apex LegendsとCall of Duty: Warzoneは設定次第でほぼ144Hz貼り付きに近づけられる

Apex Legends

 では、日本で絶大な人気を誇るバトルロイヤルゲームの『Apex Legends』ではどうだろうか。射撃訓練所で、同じ場所を走り回った際のフレームレートをFrapsでチェックした。

 こちらは、まずテクスチャフィルタリングの割り当てがデフォルトで高だったので、そのままチェックしたところ、平均が138.026fpsと144Hzを下回った。そこで、テクスチャフィルタリングの割り当てを中に落としてみたところ、平均175.641と144fpsを上回ったが、最低fpsは122fpsと、144fps貼り付きとまではいかなかった。

Apex Legendsのフレームレート計測結果

 そこで、テクスチャフィルタリングの割り当て以外の設定を細かくカスタムしてみることに。サンシャドウを「低」、スポットシャドウディテールを「低」、モデルディテールを「中」、エフェクトディテールを「中」、衝撃マークを「低」、ラグドールを「中」にした。すると、平均FPSは180.256fpsまで上がったものの、やはり平均は124fpsと惜しくも144fpsには届かなかった。

 しかし、最低fpsが120fps以上出るというのは大きい。ほとんどの局面で、144Hzに近いフレームレートでプレイできるといえる。なお、これは地上を走り回った際のfpsとなっており、マップの広範囲を上空から見下ろす降下前のfpsは、もう少し落ちる。ただし、戦闘が起こるのは地上なので、そこまで気にすることはないだろう。

Call of Duty: Warzone

 最後に、『Call of Duty: Warzone』もチェックしてみた。こちらは、チュートリアルモードで同じ場所を走り回った際のフレームレートを「CapFrameX」でチェックした。こちらはまず、テクスチャ解像度「通常」から計測。結果は、平均が121.1fpsと144fpsには届かず。そこで、低に変更してみたものの、122.3fpsとあまり変動はなかった。

Call of Duty: Warzoneのフレームレート計測結果

 ということで、設定をカスタムでできる限り低くして計測してみたところ、124.1とわずかに上がる結果となった。Call of Duty: Warzoneはリアルなグラフィックスな分、負荷も高め。144Hz貼り付きには至らなかったが、それでも120fps前後ではプレイできるので、十分快適にプレイできるといえる。

どこでも高fpsでFPSをプレイ可能!

普段使っているリュックにすっぽりと入ったので、家以外でも持ち歩いてゲームプレイできる

 今回、<Lenovo Legion 550i 15>で複数のFPSタイトルでフレームレートを計測してみたが、負荷が軽めのものであれば144Hz貼り付き、重めのバトルロイヤルでも貼り付きとはいかないものの144Hzのディスプレーを存分に活かせる性能を持っているのが分かった。

 <Lenovo Legion 550i 15>は、およそ幅363.1×奥行259.6×高さ23.6mm、約2.3kgと、たまに持ち運ぶ程度であれば十分可能なサイズ&軽さなので、友人の家や出張先のホテル、帰省の際など、自宅以外の場所でもFPSがバリバリプレイできるのは、かなり魅力だ。

 FPSを快適にプレイできるゲーミングノートパソコンがほしいという人は、<Lenovo Legion 550 15>を検討してみてほしい。

前へ 1 2 次へ

この記事の編集者は以下の記事もオススメしています