Adobeは10月21日から「Adobe MAX 2020」をオンラインイベントとして開催。様々なオンラインセッションが無料で公開されている。本稿では、今回のタイミングで追加された新製品と各製品のアップデートについておさらいしたい。
毎年オフラインのイベントとして開催されている「Adobe MAX」だが、今年は3日間に渡り56時間のライブ放送として実施されている。350を超えるセッションが無料で公開されており、Adobe IDでの登録さえ行えば、誰でも視聴可能だ。100を超える国・地域からの参加者が集っており、開始前の時点で数十万人が参加登録していたという。
Adobe MAX 2020のテーマとしては、3つの軸が据えられた。「Level Up Your Skills(スキルをレベルアップ)」「Accelerate Collaboration(コラボレーションの加速)」「Unleash New Forms of Creation(新しい形式での創造を解き放つ)」だ。
特に、コロナ禍で在宅時間が長くなった背景もあり、学びに関する取り組みが強調されたことは印象的だ。ストリーミング動画でのライブ配信コンテンツは従来も存在したが、アプリに内蔵されたライブ配信機能が生まれたことで、プロのクリエーターが作品を生み出す作業工程過程そのものを共有できるようになってきているのは最近のトレンドだろう。