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循環器専門医と共に開発

Withings、呼吸の乱れや異常な心拍を感知するスマートウォッチ「ScanWatch」

2020年10月16日 15時30分更新

文● ASCII

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ハイブリッドスマートウォッチ「ScanWatch」

 Withings(ウィジングズ)は10月16日、ハイブリッドスマートウォッチ「ScanWatch」を発売した。38mmモデルと42mmモデル、それぞれホワイトとブラックの2カラーをラインアップ。価格は、38mmモデルが3万6240円、42mmモデルが3万8480円。

 ScanWatchは、循環器専門医と共に開発したスマートウォッチ。心拍を継続的に計測し、ユーザーが動悸を感じなくても異常な心拍を感知すると、ユーザーに通知を発信する。早期に異常を警告することで、ユーザーは速やかに心拍のデータを医師また医療関係者に診断時に見せることができるという。

 また、睡眠時無呼吸症候群の兆候となる呼吸の乱れを感知できる初のスマートウォッチとしている。ScanWatchを手につけて寝るだけで、自覚症状がほとんどないと言われている呼吸の乱れを自動的に認識でき、無料アプリ「Health Mate」(iOS/Android対応)でレポートを見ることができる。

専用アプリ「Health Mate」と自動で連携

 5気圧防水、316Lステンレスケース及びサファイアガラスを備える。時刻を表示するメインダイアルに加え、サブダイアルで設定した目標歩数の達成率が表示される。前世代の「Steel HR」のよりもハイブリッドPMOLEDディスプレーが大きくなり、歩数、消費カロリー、歩行距離、心拍などと言った重要な健康と運動データが表示され、スマートフォンのアプリを受信できる。さらに、側面のボタンでデジタル画面の各メニューを切り替えられる。

 また、同社は各製品の電池寿命にもこだわっており、ScanWatchは前世代のSteel HRの電池寿命をさらに超え、30日間稼働するとしている。さらに、30日間充電しなかった場合、ScanWatchは省エネモードに入り、追加で20日間時刻とアクティビティーを記録できる。充電時間も短縮され、1時間でおよそ80%まで、2時間でフルチャージが可能という。

 アクティビティー記録機能を備えており、歩数、消費カロリー、接続GPSによるワークアウトルート、そして今回初めて高低差も記録し、自動的にウォーキング、ランニング、スイミングまたはサイクリングなど30種類以上の運動を認識。さらに、運動時に心臓と筋肉が酸素をエネルギーに変える能力を表すVO2 Maxという指標の推定値を基にフィットネスレベルを表示。その指標によって、ユーザーが自身のトレーニングを改善し、パフォーマンスを向上すると共に長期にわたるフィットネス目標を果たせるようにサポートする。

 ユーザーの睡眠時の呼吸の乱れに加え、睡眠パターンを分析し、睡眠の長さ、深さや質を測ることができる。Health Mateアプリ上で、睡眠時間、規則性または中断の数などを基に算出された睡眠スコアを毎日確認できる。また、Smart Wake-up機能を備えており、最適な時間にユーザーを目覚ます優しいバイブレーションアラーム機能を備えている。

 専用アプリHealth Mateと自動で連携し、アクティビティーのリマインダー、目標設定または目標を管理できる。Health MateはApple HealthやGoogle Fit、Strava、MyFitnessPalなど100以上の外部アプリと連携可能。

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