バイク3ない運動で青春を失った昔の俺に!
だがバイクを乗る前にやるべきことはまだある
オトナたち(全国高等学校PTA連合会や教育委員会)による「バイクの免許を取らせない」「バイクに乗せない」「バイクを買わせない」という「3ない運動」により失われた青春を取り戻すべく、アラフォーにして「CBR250RR」を購入しバイクデビューをはたそうとしている筆者。
そこで気になるのは格好です。というのも教習所では「長袖長ズボンに軍手にプロテクター着用」と言われ続けていました。ですが街中を見回す限り、プロテクターをつけている人を見かけることはほぼありません。それに暑い日本の夏に長袖はキツい。街中でも半袖半ズボンでバイクに乗る人を幾度となく見かけました。ですが転んだ時の事を考えると素肌を晒すのは危険です。「これは識者の意見を参考にした方がいい」と思い、お話を伺ってきました。
今回お邪魔したのは、Honda製バイクのほか、純正アクセサリーやライディングギアの販売を行なう「ホンダモーターサイクルジャパン」。取材時(8月上旬)入口に入ると、私が注文したのと色違いのCBR250RRが展示されておりました。
そこにはHondaのロゴが入ったウェアを着たマネキンが着座しているではありませんか。近い将来自分もこうなるのかと思うと、夢が膨らみます。
ご対応いただいたのはアフターマーケット本部 部洋用品部 部洋用品販売企画課の天野さん。天野さんによると「バイクはクルマと違い生身で乗りますので、万が一のケガの危険が常につきまといます。まずは体を守ってくれる装備を着用することをHondaは推奨しています」とのこと。そこまでは想定内でした。
ですが、ここから先が想定外。天野さんから「こちらをどうぞ」と、ライディングギア・カタログをいただいたのですが、中を見てビックリ! 外国人モデルがバイクの隣でポーズを決めている写真が多く、しかも総ページ数は120P! まるでアパレルブランドのファッションカタログそのものではありませんか。
「このカタログに記載されている商品に関しましては、車両の世界観と合わせて私たちがライディングジャケットから下はパンツ、そして手を守るグローブ、そしてシューズまでHondaブランドでコーディネートできるよう作成しております。ヘルメットは法律で身に付けなければならないものですが、次にHondaとして推奨しているのが、プロテクターの入ったライディングギアです。ライダーの安全性をよりサポートし、かつ快適に過ごしていただけるようなトータルコーディネートをご提案させてもらっています」
教習所で身に着けていたプロテクターを付けた方が望ましいのは確かですが、一方、いちいち乗降ごとに装着するのも面倒ではあります。ですからウェアに標準装備されているのはありがたい限りです。
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