ゲーム兼仕事用メインマシンや、「これからPCゲームを始めたい」という人にもオススメできる1台
「Ryzen 5 4600H」と「GTX 1650 Ti」搭載、驚きの静音構造も魅力の高コスパ15.6型ゲーミングノートPC<Lenovo Legion 550>
2020年10月02日 09時00分更新
ゴリゴリゲームをプレイしても驚きの静音設計!
では、<Lenovo Legion 550>のベンチマーク結果を見ていこう。と、その前に触れておきたいのが静音性で、ベンチマーク中も静かなままだったのには驚いた。もちろん、ファンの回転音はそれなりにするのだが、ヘッドフォンをしないと困るほどでもなく、また静かなシーンでもあまり気にならない。
これは、専用開発された冷却構造がポイントになる。ハイエンドラインと同様の仕様であり、その結果、エントリーラインの本製品の場合は、極めて静音性の高い環境になるほか、高負荷時の温度上昇もマイルドだ。
具体的なスペックは表を見てもらうとして、主なスペックは、Ryzen 5 4600H、GeForce GTX 1650 Ti、16GBメモリー、512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)という構成になる。
ベンチマークは、「3DMark v2.11.6846」「PCMark 10 v2.1.2506」「CINEBENCH R20」「CrystalDiskMark 7.0.0」「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズベンチマーク」「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマーク version 1.3」を実行した。ドライバーはGeForce 452.06 Driver。
ベンチマークの結果からすると、多くのゲームタイトルを高いグラフィック設定で遊べるほか、あえて設定を下げれば120fpsに貼り付かせやすい。ただ、FFXVのようにヘヴィーなタイトルでは解像度やグラフィック設定を高いままプレイするのはやや厳しく、検討の要素になるだろうか。その場合は、ほかのよりグラフィック性能を強化したLegionブランドのノートパソコンをチェックしてみるといいだろう。
<Lenovo Legion 550>は、その静音性の高さから、ゲームはもちろん仕事用マシンとしても都合がよい。キー入力のよさはゲーミング以外でも武器になる。ただテンキーが独特であるため、数値入力が多いのであれば別途テンキーを用意するといいだろう。もし店頭で<Lenovo Legion 550>を見かけたら、じっくりと触ってみてほしい。
| 試用機の主なスペック | |
|---|---|
| 機種名 | <Legion 550> |
| CPU | Ryzen 5 4600H |
| グラフィックス | GeForce GTX 1650 Ti |
| メモリー | 16GB(8GB×2) |
| ストレージ | 512GB SSD(M.2接続/NVMe対応) |
| ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、IPSパネル、アンチグレア |
| 内蔵ドライブ | ー |
| 通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 |
| インターフェース | USB 3.0×3、USB 3.0(Type-C、DisplayPort出力機能付き)、HDMI出力、マイク/ヘッドフォン・コンボ・ジャック、有線LAN端子 |
| サイズ/重量 | およそ幅363.1×奥行259.6×高さ23.6mm/約2.3kg |
| OS | Windows 10 Home(64bit) |






















