手軽でおしゃれな2 in 1タイプ、レノボのChromebook
家での作業にも、学習用パソコンとしてもちょうどいい、シンプルで便利なレノボ<IdeaPad Duet Chromebook>
提供(PR):レノボ・ジャパン
Chromebook、いま注目されるワケ
読者の皆さんは「Chromebook」という名前を聞いたことがあるだろうか。ASCII読者なら、その名前を知らない人はほとんどいないかもしれない。
だが、「安いノートパソコンでしょ?」というイメージを漠然と持っている人も結構いるような気がする。本稿では、レノボの<IdeaPad Duet Chromebook>を試用して、ただの安いノートパソコンとは一味違う、その魅力を紹介していこうと思う。
「安いノートパソコン」というイメージは、一概に間違いとは言い切れないかもしれない。<IdeaPad Duet Chromebook>の価格は、ミドルクラスのスマホ並かそれ以下。それでいて、ファブリック調のスタンド付きカバーと、キーボードが標準で付属するから、2 in 1ノートパソコンに近い使い方ができる。
ノートパソコンを購入しようと思うと、安くても10万円、スペックにこだわると25万円から30万円くらいが相場だから、<IdeaPad Duet Chromebook>は、確かにお手頃だ。
ただ、イコールほかのノートパソコンに劣る存在ということではない。Chromebookならではの魅力に価値がある。
想像してみてほしい。
夜、業務時間を終えてからスマホでメールをチェックしていると、書類を確認してほしいというメールが届いている(編集部の業務では、こういうことはものすごく多い)。
パソコンは作業部屋に置いてあって、いまから戻って立ち上げるのは気が乗らない。しかし、スマホの小さい画面では書類を確認するのには不十分だ。タブレットでは返信のメールが打ちにくい。
あるいは、作業スペースでその日の業務を終え、メインのパソコンをシャットダウンした後。TwitterやFacebookの企業アカウントに投稿するのをうっかり忘れていた場合。
今さらパソコンを立ち上げ直すのは面倒だ。よりスピーディーにSNSへの投稿が済ませられないか。
Chromebookが活躍するのは、このようなシーンなのだ。
Chromebookには魅力がたくさん!
設定もカンタンですぐに使える
そもそもChromebookとはどのようなジャンルを指しているのか? 定義はGoogleのOS「Chrome OS」を採用しており、ブラウザーベースで駆動することだ。アプリは基本的にクラウドアプリを利用し、データの保存もクラウド上に行うのが基本的な使い方となる。
ストレージとして128GB eMMCを搭載しているので、最低限のデータはローカル保存が可能だ。ここからは、その魅力をもう少し深掘りしてみよう。
最大のメリットと言ってもいいのだが、起動の速さと、軽快な動作だ。<IdeaPad Duet Chromebook>の立ち上げのスピードをストップウォッチで計測してみると、電源ボタンを押してから、ログイン画面が出るまではおよそ7秒だった※。パスワードを入力すれば、すぐにデスクトップが表示されるため、その時間を加味しても、10秒程度で作業に移れると言ってもいい。
※起動時間は使用環境によって異なります。
上記はシャットダウンをしていた場合であり、スリープ状態からの復帰なら、さらに5秒ほどは短くなる。デスクトップからGmailを開いて、書類を確認し、返信する程度の作業なら、数分もあれば完了しているほどのスピードだ。
Chromebookが今、注目を集めている最大の理由がここにある。起動しようとさえ思えば、電源を入れるだけで即起動し、スマホやタブレットと同じような感覚で作業に移れる軽快さがウケているのだ。
<IdeaPad Duet Chromebook>のRAMは4GBであり、一般的なノートパソコンと比較しても標準的か、やや少なめなのだが、OSが軽いこともあって、このスピードが実現している。
もうひとつの魅力は、スムーズに使い始められる点だ。今回試用するにあたって、初期化済み状態の<IdeaPad Duet Chromebook>から使い始めた。使用にあたっては、まず立ち上げて、Wi-Fiに接続後、普段使っているGoogleのアカウントにログインする。
このわずかな設定だけで、Gmailによるメールの送受信環境は反映され、Googleドライブに保存しているデータ、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントといったG Suiteのビジネスツールをすぐに利用できるようになる。
スマホを新品で購入したときか、それよりも少ない手間ですぐに使い始められるのも、ノートパソコンにはないメリットだ。もちろん、同じGoogleアカウントでログインしたほかの端末上でクラウド上の書類やデータを変更しても、状態はすぐに反映される。AndroidスマホやAndroidタブレットを使っているなら、見逃せないポイントだ。
また、Chrome OSは、Androidアプリに互換性がある。クラウドアプリだけでなく、Androidアプリも楽しめるのだ。Google Playはあらかじめインストールされているし、Googleアカウントでログインしているので、これまでにインストールしたアプリもカンタンに参照できる。
Chrome OSに対応しないAndroidアプリもあるが、NetflixやHuluなどのVODサービス、YouTubeなど、メジャーなアプリにはもちろん対応している。パソコンのサブとしても使いつつ、時にはエンターテインメント用途にも利用できるのが魅力だ。
実はセキュリティ性能も高い
だんだんとChromebookが欲しくなってこないだろうか? しかし、ビジネスで使用するとなれば、そのセキュリティ面も気になる。
結論からいえば、”Chrome OSのセキュリティ性は高い”とされている。常にPSが自動更新される点、キャッシュやクッキーはローカルに保存されるが、通信時は暗号化され、読み取られにくい点などがその理由だ。
さらに、大きな特徴として、「サンドボックス」と呼ばれる機構をOSが採用していることが挙げられる。サンドボックスを噛み砕いて言えば、外部への、または外部からのアクセスが制限された専用の作業領域を用意するセキュリティ機構だ。
Chrome OSは、すべてのウェブページとアプリケーションがサンドボックス環境で動作する。万が一、ブラウザーでマルウェアに感染するリスクのあるページを開いてしまった場合でも、ほかのタブやアプリケーション、OSそのものに影響が及ばず、開いているページ内に影響がとどまるという構造を持っている。
つまり、万一の際にも、ブラウザーから入り込んだマルウェアが、ローカルに保存されているデータをばら撒いてしまったりといったことは起きにくい構造になっているのだ。もちろん絶対とは言い切れないし、感染自体が起きないように気をつけるべきなのだが、セキュリティ的に優れた構造を持ったOSだという点は、Chrome OSの大きな特長だ。
大学生や、子どもの学習用途にもピッタリ!
学生さんであれば、Chromebookを学習用パソコンとして利用してもいい。
オンライン講義のモニターとして利用するのもありだし、各種レポートの作成などでも活躍してくれるだろう。学生の方に特におすすめしたいのは、Android向けのメモアプリの活用だ。パソコンと違い、キーボードのないタブレットやスマホ向けに開発されたAndorid向けのメモアプリは、手書きと文字入力、どちらも快適に行なえるように工夫されている。講義のノートを取る場合、文字だけでなく、説明図や相関図などを手書きで書き入れたいというシーンも多い。そんなときでも、Chromebookとメモアプリの組み合わせであれば、キーボードでタイピングした文字と手書きの作図で、思い通りのノートがつくれる。授業に合わせて紙のノートをいくつも用意する必要もなく、とても便利だ。
また、小さなお子さんがいらっしゃる読者の方であれば、自分の軽作業のためだけでなく、子どもの学習用パソコンとしても向いている。
プログラミング教育の必修化を受けて、キーボード付きのパソコンも学習用具の一つとして必須になってくる。自分の子どもに、はじめてのIT機器としてスマホを持たせているという方も多いと思うが、そうした子どもたちはすでに、電源を入れればすぐに使えるスマホの操作性に慣れている。スマホと同じGoogleアカウントで連携され、スマホと同じように即起動して利用できるChromebookは、ある意味、スマホの上位版として受け入れやすい。
特に<IdeaPad Duet Chromebook>であれば、キーボードを取り外しできる2 in 1タイプなので、パソコンを使うのが初めてという子どもでも、はじめはキーボードなしのタッチ操作で、慣れてきたらキーボードを使ってタイピングにも挑戦するという具合に、子どもの成長に合わせて段階的に使い分けられるのも魅力だ。
オンラインで利用できる学習プログラムは豊富にあり、ブラウザーベースで動作するChrome OSでももちろん利用可能だし、遠隔授業にも問題なく対応できる。
低コストで新しい学習要項にも対応できるChromebookは、子どもに与えるセカンドIT機器としてもピッタリなのではないだろうか。
<IdeaPad Duet Chromebook>には
このモデルならではの魅力もたっぷり
さて、Chromebookが気になっている読者は、「これなら1台買っておいてもいいかな」という気分になっているかもしれない。前述の通り、<IdeaPad Duet Chromebook>の価格を考えれば、ノートパソコンとして考えれば非常にリーズナブルな価格設定だ。
OSの構造上、ブラウザーさえ快適に動かせるスペックなら軽快に動作するため、スペックは控え目であっても、動きはなめらかで快適だ。Windowsでマルチタスクを快適にこなそうと思えば、8GBから動作の負荷によって、16GB程度のメモリーが必要になるし、基本的にローカルにデータを置いておく設計思想だから、ストレージ容量も、256GB、512GB、1TBと必要になってくる。
もちろん、動画のエンコードやRAWファイルの編集、高解像度の3Dグラフィックを扱うゲームなど、Chromebookには向かない作業もある。
ただ、文書の確認や編集、ウェブブラウジング、SNSの使用、オンライン会議など、低負荷な作業に関しては、一般的なノートパソコンと遜色のない快適さで実行ができてしまう。
ノートパソコンにある程度のスペックが求められるのは、快適に使うためだ。Chrome OSはその構造上、快適な動作に求められるスペックが低いのであり、結果的に、リーズナブルな価格ながら、ある程度の作業が快適にこなせるマシンという、消費者にとって嬉しい、新しいカテゴリのパソコンになっている。
<IdeaPad Duet Chromebook>は、ChromebookやChrome OSそのものの魅力にプラスして、2 in 1タイプであること、さらに、10.1型とコンパクトなサイズ感ながら、1920×1200ドットの10点マルチタッチディスプレイを搭載している点、別売のスタイラスを組み合わせて、ペン入力も可能な点にある。
おしゃれで威圧感のないデザインが魅力
キーボードの打鍵感も良好
タブレットの本体に、無段階調整できるスタンドと、カバーを兼ねたキーボードが付属しており、組み合わせることで、クラムシェルのノートパソコンのように扱える。
閉じた際、スタンド付きカバーは背面側、キーボードはディスプレイ側を覆う構造で、側面以外のほぼ全面は、覆われている格好になる。双方の品質も高く、スタンド付きカバーは硬めの頑丈なファブリック素材が特徴的だ。
このファブリック素材はキャンバス地のようにザラザラとしていて、一見するとブックカバーか何かのようだ。デスクの狭いスペースに立てかけておいたり、寝室のサイドデスクに置いておいても、威圧感がまったくなく、うまく溶け込んでくれるだろう。
キーボードの打鍵感も良好だ。カバータイプのキーボードは、樹脂製の膜で全てのキーが一体成型されていたり、ストロークがほとんどないケースも多いが、<IdeaPad Duet Chromebook>は、きちんと独立した機械式のスイッチを設けている。
エンターキーや記号キーはスペースを絞っているが、メインのアルファベットキーはピッチも実測で18mmほどあり、窮屈さを感じない。
ストロークも1.3mmと、このサイズにしては十分だ。ストロークの浅いノートパソコンのキーボードに慣れているなら、むしろより打ちやすく感じるかもしれない。タブレットがメインでカバーはおまけ、というよりは、レノボの製品らしく、組み合わせて使った際の使用感にこだわって設計されていることが感じられる。
10.1型で1920×1200ドットのWUXGA解像度だと、ppiは224になる。これはドットがまったく見えないというほどではないが、すこし離れると、ほとんどドットを意識させられることがないくらいの精細さ。多くの人は満足できると思う。
サブのパソコンとしても使いやすい、ちょうどいい存在
総評すると、<IdeaPad Duet Chromebook>はデバイスとして非常に魅力的な製品だ。タブレットとしても2 in 1 パソコンとしても使用感に優れ、Chromebookの特性が存分に活かしやすく、デザインもいい。
ちょうどパソコンとスマホ、タブレットの中間的な雰囲気であり、実際に埋めてくれる隙間もそこにある。パソコンを立ち上げるほどではない、立ち上げたくないとき、スマホでは不十分なとき、いつでもちょうどいい存在感でそこにある、頼もしくも親しみやすいデバイスだ。
ひょっとすると、作業だけでなく、タブレットやスマホでしていたブラウジングやSNSも本気で置き換えられ、スマホは主に電話、タブレットは不要に……ということもあり得るかもしれない。
またレノボの製品は、修理時、米沢工場に着荷後、最短で当日に修理を完了して返送してくれるという安心感もある。ボタンはボリュームと電源のみ、インターフェースは充電端子を兼ねたUSB Type-Cのみと最小限で、故障するポイントも少ないように思うが、デバイスの魅力に、レノボ製品ならではの安心感もプラスされ、Chromebookをいま買うなら、イチオシの製品に仕上がっている。
ちょっとした作業ができて、カンタンに使えるパソコンが欲しいと考えていた読者は、選択肢をすこし広げて、この<IdeaPad Duet Chromebook>を入手してみてはいかがだろう?
主なスペック | |
---|---|
名称 | Lenovo IdeaPad Duet Chromebook |
型番 | ZA6F0019JP |
CPU | MediaTek Helio P60T(2.0GHz/8コア) |
グラフィックス機能 | Arm Mali-G72 MP3(CPU内蔵) |
メインメモリー | 4GB LPDDR4X |
ディスプレイ | 10.1型IPS WUXGA(1920x1200ドット) 、LEDバックライト、光沢あり、マルチタッチ(10点) |
ストレージ | 128GB eMMC |
有線LAN機能 | なし |
無線LAN機能 | IEEE 802.11ac/a/b/g/n |
インターフェース | USB 2.0 Type-C端子(DisplayPort、電源)、Bluetooth 4.2 |
カメラ | インカメラ(200万画素)、アウトカメラ(800万画素) |
センサー | ジャイロセンサー、加速度センサー、光センサー |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、マイク(USB Type-C - ヘッドホンコンボ端子変換ケーブル付属) |
カードリーダー | なし |
キーボード | 日本語キーボード(78キー) |
本体サイズ(W×D×H) | タブレット本体:約239.8×159.8×7.35mm、キーボードおよびスタンド装着時:244.9×169.3×18.2mm |
質量 | タブレット本体:約450g、キーボードおよびスタンド装着時:約920g |
バッテリー駆動時間 | 約10時間※ |
OS | Chrome OS |
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