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ケルヒャー約100℃の蒸気で汚れを落とすスチームクリーナー、水を入れて約30秒でスチームが出るスピード仕様に

2020年09月17日 15時30分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita) 編集● ASCII

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スチームクリーナー SC 3 EaxyFix
10月1日発売
想定実売価格 2万6800円
ケルヒャー

https://www.kaercher.com/jp/home-garden/steam-cleaners/sc-3-easyfix-15131170.html

 3歳児くんの保護者をしてます盛田諒ですこんにちは。子どもが素足で走り回ってるせいか、どうもフローリングがべたつくんですよね。ケルヒャー ジャパンが9月17日に発表したのは約100℃の熱いスチームで汚れを落とすスチームクリーナー「SC 3 EaxyFix」。床についた皮脂はもちろん、コンロや換気扇まわりの油汚れも水だけですっきり落とせそうです。

 スチームクリーナーは熱いスチームの力で家の掃除をする製品。高熱による除菌効果もあることから衛生対策にも期待ができます。キッチンや床掃除だけでなく、浴室の排水溝、水道まわり、窓サッシ、フローリング、おまけに衣服のシワ伸ばしなどにも使える万能選手です。

 新製品は「しっかりと、簡単に、ラクに、手早く掃除がしたい」というコンセプトでリニューアル。具体的には、スチームが出るまでの待ち時間を同社シリーズ最速となる約30秒まで短縮しています。

 蒸気が出るまでの時間は、下位モデル「SC 1」が約180秒(約3分)、「SC 2」が約360秒(約6分)、そして今回の「SC 3」が約30秒で、実に約6分の1のスピードになりました。時間を縮められたのは少しずつ水をあたためることで熱湯をつくりだすフローヒーター式を採用したため。すばやくあたたまっても蒸気温度や清浄性能は従来同様です。

 これにより、タンクに水を入れて約30秒待つだけでこれまでより簡単に運転が開始できるようになっています。タンクに水を足すことで上位機種「SC 4」と同じ合計120分間の連続使用ができるようにもなりました。

 また、フローヒーター式になったことで定期的に内部ボイラーの洗浄をする必要もなくなりました。代わりに「スケール除去カートリッジ」に水を入れることでカルキの除去をするようになっています。

 競合と比べると、蒸気温度が約100℃まで上がるため掃除のあとに水滴が残らないとか、アイドリング時に本体にブラシを引っかけておけるためワックスを白濁させることが少ないなどの点がすぐれているといいます。

 実際アマゾンなどで検索すると、格安のスチームクリーナーがぞろぞろと並びます。業務用も手がけるケルヒャーだけあって、価格はそれなりに高くても品質には手を抜かないぞということなんでしょうか。うちのべたついたフローリングで一度試してみたいところです。

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