エレクトロラックス「ラピード・リチウム ウェットアンドドライ」試用レポ：
子育ての神じゃん!! ごはんつぶがズバズバ吸える1万円のハンディクリーナー
2020年09月18日 09時00分更新
ラピード・リチウム ウェットアンドドライ ZB6106WD
実売価格 1万円前後（編集部調べ）
エレクトロラックス
https://www.electrolux.co.jp/appliances/handy-vacuum-cleaners/zb6106wd/
モーニングルーティンはごはんつぶ拾い。3歳児くんの保護者をしてます盛田諒ですこんにちは。吸引力が強く、濡れた場所で使えて、ごはんつぶも牛乳もズバズバ吸える、子育ての神と言うべき掃除機がありました。2014年発売ですがまだまだ現役。もっと早く知っときたかった。
●キッチンもクルマもキレイに
夫婦とも仕事に育児にあわただしいわが家で、床掃除をやってくれているのはロボット掃除機のルンバとブラーバ。ありがたいですね。しかし床に落ちているモノを前もって片づけておかないと、ルンバはなんでも吸いこむし、ブラーバは汚れをさらに広げてしまうという難点があります。
特に面倒なのが食べこぼし。ダイニングテーブルの下に点々とこぼれたごはんつぶをふきんで拾い集めるのが本当だるい。スクイージーを使うべきか、家庭用バキュームスイーパーを買うべきかと探していたときに見つけたのがエレクトロラックスのハンディクリーナーでした。
乾湿両用、個体も液体も吸えますよということで、ダイニングテーブルの下に落ちたごはんつぶを吸わせてみるとズバッ！と吸ってくれました。最初、間違えてオレンジ色の隙間用ノズルをつけたまま吸ってしまいましたが吸引力はまったく問題なし。子どものイスに落ちたおかずも、テーブル上にこぼれた牛乳もズバズバーッ！！ヒャッハー！！汚物は吸引だー！！
あまりにスムーズに吸えるのでテンションがおかしくなってしまいましたが、本当にキレイになります。煮込みがベチャーッと落ちたようなものはさすがに拭かないとキレイになりませんが、基本的な食べこぼしは完全に吸ってくれます。
ごみ容器は、ダストカップ、プレフィルター、ファインフィルターの3層構造。ダストカップとプレフィルターにごはんつぶや牛乳、ファインフィルターにホコリや毛などのごみが集まります。3つのパーツはすべて水洗いできるので、ごみはシンクのごみ受けに流せばOKです。
食べこぼしさえ終わればあとはルンバとブラーバにおまかせ。あらかじめ床用洗剤をシュッとしておけば見違えるようにピカピカです。最高ではないでしょうか。
付属品はゴム製の吸水ノズルと、プラスチック製の隙間ノズル。こぼれた牛乳を吸うときには吸水ノズル、普通にハンディクリーナーとしてソファやクルマのシートを掃除するときは隙間ノズルが便利。吸引力がいいので普通にシートのゴミもズバズバ吸ってくれて気持ちいいですね。
本体サイズは幅410×奥行き137×高さ124mm、重量は1.0kg。大げさなサイズでもなく手首もそこまで疲れない重量感です。吸込口の下に小さな車輪がついていて、コロコロ転がせば手首がちょっとラクになるという工夫もあります。電源はリチウムイオン電池で最長14分駆動。
充電台はセットしたハンディクリーナー本体の角度を5段階に調節可能。しまう場所の幅や高さにあわせ角度を変えられるという便利機能がついています。公式サイトにはインテリアにもなると書かれていましたがそれはどうなんでしょう。
●一番ちょうどいい選択肢
あらためてエレクトロラックスの乾湿両用ハンディクリーナーは食べこぼし対策に最高です。毛もほこりもごはんつぶも牛乳もタブーなくズバズバ吸ってくれて超気持ちいい。普通にクルマのシートもキレイになります。「これは買いだ！！」と大興奮しました。
調べてみると乾湿両用ハンディクリーナーはやはり子育て世帯中心に人気があるようで、アマゾン「掃除機」カテゴリー上位にもズラズラと乾湿両用をうたう格安製品が並んでいますが、レビューには「吸引力が弱い」という評が目立ちます。水を吹きつけて汚水ごと汚れを吸いとる家庭用バキュームクリーナーもあるのですが、なにせ図体がでかいので毎朝毎晩ひっぱりだすのは大げさ。ということで私にとっては今回の製品が一番ちょうどいいなと実感しました。実売1万円切ってますし。
ひとつぜいたくを言うと、ダスト容器類が複雑な形で細かいところが洗いづらく、ダスト容器類を水洗いすると自然乾燥するまで使えないところが若干厄介。たとえば食器洗い乾燥機に対応してくれたりしないかなあと思います。ダスト容器類を追加で買えば解決する問題かもしれませんが。
食べこぼしの掃除は子育て世帯に確実なニーズがある機能。いつか乾湿両用のロボット掃除機が出てきてくれたらスパッと解決するんですが、それまではラピード・リチウム ウェットアンドドライと暮らしていこうと思いました。オッシャー今日も吸うたるぞ〜！！
書いた人──盛田 諒（Ryo Morita）
1983年生まれ。3歳児くんの保護者です。Facebookでおたより募集中。
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