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T教授の「戦略的衝動買い」 第597回

ピクセルアートで夜の街を闊歩できる「Pixoo Backpack」を衝動買い

2020年09月03日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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友人と主宰しているThinking Power Projectの紹介バナーを作ってみた。スマホアプリのDivoomで文字や背景、スピードなどを自由に設定できる

流れるバナーもカンタンに作れる!

 最後にご紹介したいのは、ピクセル動画とは異なり、自己紹介やメッセージをPixoo Backpackのピクセルスクリーンに流れるバナーのように表示させることのできる、LEDエディターだ。

 この場合、ユーザーがメインで作るのは、基本的にはメッセージだけ。筆者は友人たちと主宰しているオリジナル大学ノートの企画制作や、タイベックを使った超軽量鞄の商品企画などをやっているThinking Power Projectの紹介を実際に作ってみた。

 この機能だけなら感覚的には、当コラムの2018年8月にご紹介した"LEDバッジ"と同じ発想だ。ユーザーはテキストのスクロール状況を仮想的にスマホ上でモニターしながら、バックグラウンドの模様表現やその表示の仕方などを変更しながら最適な見栄えをチェックできる。最終的にお気に入りができ上がれば、スマホに保存するか、Pixoo Backpackにアップロードして即座に表示もできる。

Pixoo Backpackは用意されたライブラリーコンテンツやスマホの写真など、さまざまなコンテンツをいつでもどこでもプレイバックして、すれ違った見ず知らずの通行人の人まで巻き込んで楽しませるパーソナル・モバイル・サイン・デバイスだ

オリジナルのピクセルアニメーションを制作してプレイバックするにはもう少し時間が必要だが、既存のピクセルアニメーションの組み合わせでも十分なインパクトだ

 すでに多種多様な表示デバイスを生み出しているDivoomブランドの最新のPixoo Backpackは、すでに安定したDivoomアプリを縦横無尽に活用して楽しめるお薦めのパーソナル・サイン・デバイスだ。一度この楽しいピクセルアートの世界にハマってしまうと、16×16ドットのきわめてせせこましくて不自由な表現面積が、悶えるほど楽しくなってくるはずだ。間違いなくその桃源郷からの脱出は不可能だ。

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:Pixoo Backpack
・購入:FOX STORE
・価格:1万4799円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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