ワークスモバイルジャパンは8月18日、ビジネス版LINE「LINE WORKS」が都市型ホテル「Hotel Noum OSAKA」を運営するNoumに導入されたと発表した。
Noumでは、スタッフ25名がフロント業務、全50室の客室清掃・メンテナンス業務を行なっており、従来はSNSのグループ機能を社内コミュニケーションに活用していたが、仕事とプライベートを切り分けたいというスタッフの要望があったという。
LINE WORKS導入により、仕事とプライベートの切り分けのほか、スタッフ間の連携が効率化したことで顧客対応力が向上。コミュニケーションアプリLINEを使い慣れているスタッフが多いこともあって簡単に使いこなせる利点が導入の決め手となったとしている。
客室のメンテナンス状況はホテル業務において頻繁にやりとりされ、チェックアウト情報をフロントがメンテナンススタッフにLINE WORKSのトークで送り、それを確認したスタッフが清掃を実施し、清掃完了を返信といった業務を効率化できたという。また、日報やシフト表や議事録、社内手続き書類などをLINE WORKSの掲示板で行なうほか、利用客の忘れ物連絡にも活用している。
Noumでは、業務に関するスタッフの意見やシフト希望を収集する際に「アンケート」機能を活用することも検討しているという。ワークスモバイルジャパンのウェブサイトでは、導入事例として、Noumへのインタビューを掲載している。