シチズン時計は8月12日、プロフェッショナルスポーツウオッチとしての高い性能に加えて「想像力」という価値を提案する「シチズン プロマスター」から、アナログ高度計を備えた「エコ・ドライブ アルティクロン」の2モデルを発表。数量限定で9月中旬に発売する。
地上1万mから海抜-300mまで計測可能な高度センサーを搭載し、全ての情報を液晶ではなく、アナログで表示できるのを特長とする。登山をイメージしたカラーリングの2モデルが用意され、ピンクゴールドカラーのベゼルを持つ「BN4055-35W」は、日の出直後や日没直前に高山の山頂が太陽光を受けて赤く輝いて見える現象「Alpine Glow(アルペングロー)」をイメージ。艶やかな黒にイエローの差し色とした「BN4055-27E」は、夜間登山「Night Hike(ナイトハイク)」をイメージ。
カフストラップ(裏ぶたクッション付きのバンド)は、極寒の環境下でも裏ぶたの金属が肌に触れないよう考慮。カラーリングやステッチなど随所にこだわったデザインとしており、BN4055-35Wはシックなブラウンのシボ(シワ模様)カーフ、BN4055-27Eはカーフバンドの裏材部分にウレタン素材を貼り合わせた強度の高い仕様を採用する。
両モデルとも定期的な電池交換が不要な光発電エコ・ドライブで駆動、またデュラテクトMRKにデュラテクトDLCを重ねたスーパーチタニウム製のケースを採用。多くの情報を表示する文字板は、可能な限りシンプルなレイアウトで視認性を高めている。また、高度表示と時刻表示それぞれの判別をしやすくするため、針や夜光の色を使い分けている。ケース径は46.0mm、厚みは14.8mm(いずれも設計値)。フル充電時でおよそ11ヵ月可動、ケースは20気圧防水。各モデル600本の数量限定で、価格はいずれも11万円。