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見てください、Ryzen 9で組んだオレのTwitter用PC【ビルド編】

2020年08月19日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII

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メモリー
アユート「AU-2XM378A4G43AB2-CWE」

 別段光る必要がないのと、CPUクーラーで隠れること、DDR4-3200ネイティブであることから、32GB×2枚組のAU-2XM378A4G43AB2-CWEにした。ROG CROSSHAIR VIII IMPACTの最大メモリー搭載量が64GBなので、それに従った形だ。

 DDR4-3200ネイティブはいくつか製品が登場しているが、アユートセレクトにした理由は購入日がちょうどアユートのモリケンこと森田健介氏の誕生日だったので、スパチャ(投げ銭)感覚。あまり見かけないSamsung純正の大容量モジュールを採用しているというのもある。

CPUクーラー
ZALMAN「CNPS20X」

 購入理由はZALMANだから。デカいとか干渉しそうとかは関係ない。ZALMANだからだ。波打つフィンで直進性のあるエアフローを生み出し、TDP 300Wにまで対応する巨大な金属の固まり。ヒートシンクのサイズは140(W)×144(D)×165(H)mmで、重量は約1.3kg!

 パッケージ裏のクリアランス情報を見ると、ヒートシンクの幅が140mmに見えるが、ファンフォルダーの最大幅が140mmだ。またヒートパイプ先端までの高さが165mmになる。PCケースのH210iは高さ165mmまでのCPUクーラーに対応なので、クリアランスがまるでない。ケースに収まるか実際に取り付けてみないとわからない。ヒヤヒヤするが、むしろそれが楽しい!

ストレージ
システム:Seagate「FireCuda 520 SSD ZP500GM3A002」
アプリ:KIOXIA「EXCERIA PLUS NVMe SSD-CK1.0N3P/N」
データ:Western Digital「WD Blue WD40EZRZ-00GXCB0」
映え:KIOXIA「EXCERIA SATA SSD-CK480S/N」

システム用SSDはPCI Express 4.0対応の500GB

アプリケーションインストール用SSD、1TB

データ保存用HDD、4TB

見栄えを良くするためのお飾りSSD、480GB

 X570チップセットの場合、NVMe SSDはPCI Express 4.0対応の製品を選ぶのがお作法なのだが、購入時、当該製品群は品薄であり、たまたま入荷していたFireCuda 520をシステム用にした。

 アプリケーションインストール用はPCI Express 3.0対応になるがKIOXIA製を、主に東芝コントローラー搭載だけで選定。また映え用は後述するPCケースNZXT「H210i」で2.5インチを見せる設置が可能なので、あまり見かけないKIOXIA EXCERIAにした。ちなみにKIOXIA製SSDは、2020年7月時点での入手経路はAmazonのみのようだ。

電源ユニット
Seasonic「FOCUS-PX-750」

 FOCUS PXシリーズは奥行きが86mmと短く、すべてのケーブルを着脱できるフルモジュラータイプでもあるため、小型ケースへの実装もしやすい今時の電源といえる。また保護回路が各種そろっているほか、一次・二次側ともに105度電解コンデンサーを採用して信頼性を確保している。それもあってか、10年もの長期保証が付いている優れもの。以前製品レビューした際、とても良かったので購入した。

PCケース
NZXT「H210i」(CA-H210i-BR)

 ビデオカードを搭載可能なMini-ITXケースは種類が増えてきたが、ZALMANの巨大CPUクーラー「CNPS20X」を組み込めそうなケースがH210iくらいしか見当たらなかったため。とても人気のケースであり、裏側配線もやりやすく、初心者でも見た目よく組みやすい作りだ。

 H210iにはファンコンやLED管理機能などを有したSmart Device V2が搭載されており、H210にはそれが搭載されていない。管理面で行くとH210iが便利だ。騒音計も搭載している。

そのほか小物

オーバークロッカー清水貴裕氏が推奨するThermal GrizzlyのCPUグリス「Kryonaut 1g」(TG-K-001-RS)。ペーストに含まれる微粒子化されたアルミニウムと酸化亜鉛がCPUとヒートシンクのわずかな凸凹を補間し、優れた熱伝導率を実現するという

吸気ファンはbe quiet!の「Silent Wings 3 140mm」。三相6軸のファンモーターが消費電力と振動を抑え、エアフローが最適になるようファンブレードには溝が掘られている

使うかもしれない小物たち。左はM.2スロット用ライザーケーブル

天板とCPUクーラーの間に薄型ファンなら入りそうだったので、CPUクーラーを設置してから購入した、15mm厚のSilverStone製120mmファン「FN124」。排気ファンとして使用

パーツ構成
CPU AMD「Ryzen 9 3950X」
(16コア/32スレッド、3.5~4.7GHz)
CPUクーラー ZALMAN「CNPS20X」
(サイドフロー)
マザーボード ASUS「ROG CROSSHAIR VIII IMPACT」
(X570、Mini-DTX)
メモリー aiuto「AU-2XM378A4G43AB2-CWE」
(DDR4-3200、32GB×2)
ビデオカード ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 SUPER MINI」
(GeForce RTX 2060 SUPER)
ストレージ Seagate「FireCuda 520 SSD ZP500GM3A002」
(M.2 SSD、PCIe 4.0、500GB)
KIOXIA「EXCERIA PLUS NVMe SSD-CK1.0N3P/N」
(M.2 SSD、PCIe 3.0、1TB)
Western Digital「WD Blue WD40EZRZ-00GXCB0」
(3.5インチHDD、4TB)
KIOXIA「EXCERIA SATA SSD-CK480S/N」
(2.5インチSSD、480GB)
電源ユニット Seasonic「FOCUS-PX-750」(750W)
PCケース NZXT「H210i」
OS Windows 10 Homeパッケージ版(64bit)

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