前へ 1 2 3 4 次へ

これを見ればきっとあなたもPCゲームにハマる!!

怒涛の展開を見せた「RAGE × Legion Doujou Cup」にはeスポーツの楽しさのすべてが詰まっていた！

文●村野晃一/編集 ASCII

提供: レノボ・ジャパン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

第3試合

　泣いても笑っても最後の戦いとなる第3試合。マップは戻って第1試合と同じくWorld's Edge。ただし、展開は第1試合とはまったく違った。

　上位に食い込むためには、各チームとも順位点に加えてキルポイントも稼ぐ必要がある。序盤から積極的にキルを取りにいくために、あえて他のチームと同じ降下ポイントを選択するチームが続出。

　まず「チームUUUM」に、総合順位3位の「よしもとゲーミング」が仕掛け、まだ装備が不十分だった第2試合のチャンピオンチームが開始早々に脱落するという波瀾の幕開け！

　続いて「くろのわちー」と総合順位2位の「チーム歌い手」の攻防。上を取られた「くろのわちー」だったが、これをカウンターで返して2ダウンを奪う。「チーム歌い手」はエースのそらる選手のみという展開に。

試合開始前のインタビュー時、その独特なしゃべりで爪痕を残した勇気ちひろ選手が在籍する「くろのわちー」

　中盤から大きく動き出したのは総合第4位の「チームVTuber」。エース・渋谷ハル選手を中心に、調子を上げてきた「よしもとゲーミング」を撃破。残り9チーム・19名の時点で6キルをマークして渋谷ハル選手が新たなキルリーダーに。

　上位陣がそれぞれ崩れていくなか、現在総合1位の「チームゲーム実況者」は、順位点・キルポイントの合計での順位であるため、この第3試合は名実共に優勝を狙うべく、チャンピオン狙いで堅実な動き。好ポジションに陣取り準備万端で終盤戦を待つ構え。

　しかし、それを猛追するかのように次々とキルを重ねていく「チームVTuber」。

　一方、万全の体制に見えた「チームゲーム実況者」は、終盤、残り3チームの戦いに突入したときには、エースのゆふな選手のみの状態に。

　最後の三つ巴戦では、「チームVTuber」の渋谷ハル選手が残り2チームの敵すべてを倒しきるという活躍で、第3試合のチャンピオンを自チームにもたらした。

最終戦、華麗な動きと正確なエイムで視聴者をも唖然とさせた渋谷ハル選手のプレイ

　この「チームVTuber」の活躍は、MC席からもどよめきが起きるほど。

　前評判の高さからかなりプレッシャーを感じていながらなかなか結果を出せなかった第1、第2試合から一転、第3試合では「途中から外す気がしなかった」と言うくらいの絶好調ぶりを見せつけた渋谷ハル選手。

　MCの太田氏は、「本当のスポーツと一緒ですね。期待されるプレッシャーを感じながらそこに向けてメンタルも仕上げていって結果を出すみたいな」と率直に驚いていた様子。同じくMCの斉藤氏も、「このゲームをまったく経験してない僕らでもすごいスーパープレイが出たんだなっていうのが一瞬で分かった」とうなる。

eスポーツ初心者のジャンポケの2人が見ても「すごい試合だった」と振り返る様子は、さながら、ルールが良く分からないながらも日本中が熱狂したラグビーワールドカップの日本代表戦に通じるものを感じた

　そして、この壮絶な第3試合の結果を受けた注目の集計結果は……。

総合リザルト

　最終結果は、トータル49ポイントの「チームゲーム実況者」に対し、トータル53ポイント獲得と「チームVTuber」の見事な逆転勝利！

　さらに、個人のキルポイントでも、ゆふな選手の21ポイントを抜き、渋谷ハル選手がトータル23ポイントでトップという結果に！

　第3試合、堅実にトップ死守を狙った「チームゲーム実況者」と、後がない状態でアグレッシブに仕掛けていった「チームVtuber」、最後の立ち回りが勝敗を分ける形となった。

　試合後、レノボ・ジャパンのデビット社長は、今後もPCゲーミングとeスポーツを盛り上げていきたいと意気込みを語った。

　RAGE × Legion Doujou Cupは、芸人、アイドル、配信者と、各界のゲーム好き達が集まったお祭り要素の強い大会だったが、その内容は、プロゲーマー達がしのぎを削る本格的なｅスポーツ大会に負けず劣らず、熱く素晴らしい大会だった。繰り返しになるが、この大会には、eスポーツの楽しさのすべてが詰まっていたと言っても過言ではない。これまでeスポーツ観戦には縁のなかったという人も、ぜひその熱い戦いを見てみて欲しい。きっと、その楽しさ、素晴らしさに気づけるはずだ。

　8月には本大会となる、アジア圏のプロプレイヤー達による「RAGE ASIA 2020」が開催される。そこでもきっと、この大会に負けないほどの感動と体験が待っているだろう。

「RAGE ASIA 2020」概要

■大会名
「RAGE ASIA 2020」
■ゲームタイトル
・「Apex Legends（エーペックスレジェンズ）」（エレクトロニック・アーツ）
　PlayStation 4、Xbox One、Origin（PC）対応

・「荒野行動-Knives Out-」（NetEase Games）
　Android/iOS対応
■主催
株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日
■日程
8月29日(土)、30日(日)
■開催方式
無観客オンライン形式
■配信方法
OPENREC.tv、YouTube

（提供：レノボ・ジャパン）

■関連サイト

前へ 1 2 3 4 次へ
lenovo トップへ