クラウドファンディング発で超小型スマホ「Jelly Pro」などをリリースしてきたUnihertzが、今年2月に開始したプロジェクト「Atom L/XL」。Kickstarterのバッカーの元に端末が届き始めている。まずフォトレポをお届けしよう。
200gオーバーの小型タフネススマホ「Atom L」
さまざまな場面でアクティブに使っていきたい
今回入手したのはAtom L。Atom XLについては「DMR」と呼ばれるデジタル無線方式のトランシーバー機能を搭載するが、日本で同機能が利用可能かは不明。なお、Atom Lについては、これまでのUnihertz製品と同様に国内の技適取得を行ない、マークもソフトウェアで表示できる。
4型液晶(640×1136)という、今となっては完全に小型のディスプレーを搭載するが、IP68の防水・防塵を含めたタフネス性能が売りというだけあって、厚みは17.5mm、重量は224.5gというヘビー級筐体でもある。では、ものすごーく重く感じるかというと、体積が大きい分、数字で恐れていたほどにはズッシリとした感じはしなかったのも確かである。
そのほか主なスペックは、MediaTek Helio P60(2GHz、オクタコア)、6GBメモリー、128GBストレージ、48メガカメラ(イン8メガ)、4300mAhバッテリー、指紋センサー(+顔認証)、NFC、Android 10など。左側面にカスタムキーがあり、クリック/長押し/ダブルクリックでアプリの起動やスクリーンショットなどを自由に設定できる。
画面解像度が低いこともあって、日常的な操作ではまったく不満なくスムーズに使えるが、液晶のクオリティーについては今ひとつという印象。バッカーの募集価格は169~209ドルで、単体販売は279ドル(約3万円)とされているが、頑丈さを活かして、ケースなど付けずにアクティブにどんどん使っていくのに向いた端末と言えそうだ。
なお、超小型スマホを求める向きには、3型液晶を搭載した「Jelly 2」のバッカー募集がまもなく開始予定となっている。こちらも合わせてチェックするといいだろう。
「Atom L」の主なスペック | |
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メーカー | Unihertz |
ディスプレー | 4型液晶 |
画面解像度 | 640×1136 |
サイズ | 65×134.5×17.5mm |
重量 | 224.5g |
CPU | MediaTek Helio P60 2GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSD |
OS | Android 10 |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/6/7/8/12/13/17 /18/19/20/25/26/28/34/38/39/40/41/66 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ | アウト:48メガ/イン:8メガ |
バッテリー容量 | 4300mAh |
防水/防塵 | ○/○(IP68) |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
※本記事は、プロジェクトオーナーのプロジェクトが必ず成功することや、プロジェクトの品質、リターン内容を保証するものではありません。プロジェクト進行中に関するトラブル、返金要求、リターン返品要求はプロジェクトオーナーの責任のもと行なわれます。プロジェクト不成立時には製品が届かなかったり、返金が受けられないなどのリスクがあります。出資は自己責任でお願いします。