世界初とうたう64コアPROワークステーション「Lenovo ThinkStation P620」に採用
AMD、プロ向けのCPU「Ryzen Threadripper PRO」を発表
2020年07月15日 16時45分更新
AMDは7月15日、新たな「Ryzen Threadripper PRO」シリーズ4製品を発表した。
同シリーズは、エンタープライズ・グレードの「AMD PRO」テクノロジーに基づいて構築し、最大64コアの帯域幅を備えた。OEMやシステム・インテグレーターにより、プロフェッショナル・ワークステーション向けに設計。マルチスレッドのワークロードにおいて最大数のコアを提供し、スレッド数の少ないワークロードでも高周波のシングルコア・パフォーマンスを実現するなど、幅広いコンピューティング性能を実現するという。これにより、アーティスト、建築家、エンジニア、データ・サイエンティストに最適なパフォーマンスを提供するとのこと。
「Threadripper PRO 3995WX」は秋から提供開始を予定している、レノボの世界初とうたう64コアPROワークステーション・システム「Lenovo ThinkStation P620」に採用される。Threadripper PRO 3995WXは、競合のデュアルプロセッサー・ワークステーションを27%上回るマルチスレッド性能を実現。25を超えるアプリケーションとベンチマークにおいて、卓越したパフォーマンスを達成したとしている。