Phone Appliは7月14日、同社が提供する電話帳クラウドサービス「連絡とれるくん」が、「Microsoft Teams」との連携を開始すると発表した。
連絡とれるくんは、社員や顧客情報などをクラウドで一元管理して、連絡先をひとつにまとめられるサービス。主に、電話、チャット、メール、名刺の連絡先をクラウドで管理する。マルチデバイス対応のため、連絡を取りたいときに、取りたい相手とスムーズにつながれるとしている。
今回の連携により、企業の担当者はパソコンやスマホを使って、組織・部署からの社員検索が可能になる。レポートラインの確認、部署内で面識のある従業員を探す場合にもMicrosoft Teamsを使って連絡が取りやすくなるという。
スキルや経歴からも社員を検索できるため、テレワークの状況下でもコラボレーションを活性化し、生産性の向上に寄与するとしている。
また、連絡とれるくんは「Microsoft Outlook」のメール・スケジュール連携、「Microsoft SharePoint」のファイル検索、「Microsoft Azure」からADFSを用いた認証、「Azure Active Directory」を活用した人事情報の連携など、さまざまな用途でマイクロソフト製品との連係が可能だ。
日本マイクロソフトは、連絡とれるくんとMicrosoft Teamsが掛け合わさることで、テレワークはもちろん、一部出社のようなハイブリッドな状況下でもコミュニケーションを円滑に進められると考えているとのこと。
Phone Appliは今回の連携により、企業はコミュニケーションのスタートである「人を探す」ことを効率化し、社員間のコミュニケーションにフォーカスできるようになるとしている。