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LAVIE開発者に聞くテレワークに特化した最強のプレミアムモバイルノート誕生の裏側

世界最軽量にこだわることを辞め、ユーザーが使いたくなるものをつくると決めた<LAVIE Pro Mobile>最新モデルの強み

2020年06月29日 21時00分更新

文● 相川いずみ/編集● 村野晃一(ASCII編集部)

提供: NECパーソナルコンピュータ

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テレワーク機能強化の注目点:
キーボード改良で効率アップの"Productivity"

みやの:<LAVIE Pro Mobile>はもともと超軽量ノートPC市場を切り開いてきたモデルなので、すでにモバイルについては極めていると思うのですが、その"テレワークのため"のPCとして重視している部分について詳しく教えてください。

漆原めぐみ氏(以下、漆原):はい。まず"Productivity"、つまり生産性です。開いてすぐ起動して使える「モダンスタンバイ」機能を新たに搭載したほか、キーボードを大幅に強化しています。キーの形状を変えて、よりタイピングしやすくしました。

左が、2020夏モデル。全体のキーボードサイズが18mm拡大している。

森部:キーストロークも改良しています。「ThinkPad」のデータでベストストロークは1.5mmとあったのを参考に、これまでの1.2mmから1.5mmにしています。また、タッチパッドもキーボードとバランスをあわせて10%横長にし、かつボタンのクリック音を抑えた静音設計にしました。オンライン会議のときに、タッチパッドのカチカチという音がけっこう聞こえるので、大事な要素のひとつです。

みやの:本当だ。比べてみると、かなり大きくなっているのがわかります。キーボードのアルファベットの大きさも以前と変わっていますね。

森部:そうなんです。実はキーボードの刻印の大きさも、アルファベットを1.1倍にし、ひらがなを80%にしました。

キーストロークを1.5mmにし、よりタイピングがしやすくすることにより、生産性向上を目指した。

漆原:その他にも、液晶の明るさは、輝度センサーによって周囲の明るさに合わせて自動で調整されます。「外付けのディスプレイにも出力したい」というユーザーの声を受け、USB Type-Cでのディスプレイ出力にも対応しました。

 また、独自に「スマートポインター」や「スナップウィンドウ」という視線操作機能を新たに搭載しています。これは、視線を向けた方のディスプレイにマウスカーソルやウィンドウを移動できる機能です。

テレワーク機能強化の注目点:
ストレスなしのオンラインを実現する"Online Meeting"

漆原:次が、"Online Meeting"です。ヤマハと共同開発したAudioEngineのミーティング機能を強化し、エアコンや屋外の雑音をカットする「ノイズサプレッサ」機能や、部屋の残響を抑える「ルームエコー抑制」機能を追加しました。

森部:マイクの位置も変わりました。天板に穴をあけて、液晶の上部にマイクをレイアウトしました。指向性を考え、開いた時にどちらの方向からでも声を拾うことができ、1台を使って多人数が参加する会議でも重宝します。

マイクは液晶上部に配置されている。

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