佐賀空港から一番近い、60年続く老舗ラーメン店の優しい一杯 大龍軒(佐賀県・佐賀市)【福岡県大川市に移住した映画監督の豚骨ラーメン日記】第6回
2020年07月04日 12時00分更新
僕が住んでいる大川市は佐賀空港から車で20分と言う好立地で、東京へ行くのがとても便利で楽チンです。佐賀空港から一番近いラーメン店の大龍軒に行ってきました。空港から10分かかりませんが、細い通りの先にあるのと、超有名店「いちげん」も空港に近いので、こっちはあまり知られてないかもしれませんが、。川副町の昔からの商店街にある60年続く老舗なのです。
駐車場はありません。この日は向かいのゴミ捨て場になってる側道のスペースに停めました。隣にある駐車場は別店舗のものです。ご注意を。
この日は、13時半ごろに入ったのですが、有明海に近い川副町らしく、先客の海苔漁師らしき兄さんたちがすでに酔っ払っていました。皿うどんをアテに日本酒を飲んで、締めにラーメンを食べてました。すごい。
カウンター5席ほどとテーブル席が2つ。おかあさんがとても上品な方で、温かいお茶を出してくれました。大川から来たと伝えたのが、大阪と勘違いされたようで「ものすごく遠くからわざわざ」と感謝されてしまいました(汗)。
この日はご飯が売り切れてて、焼めしを諦めました。ラーメンが到着。
白濁系のスープに麺とチャーシューが沈んでます。ネギとゴマがたっぷりで、紅生姜が最初から乗せられたタイプです。麺は中細のストレート麺で柔くはないです。脂少なめでさらっとした鶏ガラ豚骨スープです。「うまかっちゃん」系と言うのが一番伝わりやすかもしれません。薄切りチャーシューも優しい味付けで、二日酔いでも食べたくなるような塩味控えめで甘さを感じるラーメンです。
定休日以外も休みだったり、早い時間に閉まっていたりするので、行く前には必ず確認することをお勧めします。ご夫婦共々、無理せず長く続けていただきたいです。
あと、このお店に来たら、少し歩いてぜひ海童神社へ行ってみてください。小さいながらもとても美しい神社で、境内には天井画も綺麗に残っています。
何より、大黒天さまと恵比須さまが真っ青なのです。びっくりしますよ。
大龍軒
佐賀県佐賀市川副町大字犬井道715
営業時間: 11:00〜18:00ごろ
定休日:火曜(たまに他の日も)
完山京洪 Keihiro Kanyama (映画監督)
映画制作をきっかけに東京から福岡県大川市に移住して4年半。完全にとんこつラーメンの中毒に。映画の他にゲストハウスLittleOkawoodを運営。
本人Twitter @Keihiro
ラーメン食べ歩きインスタ @ramencrazyfukuoka