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テレワーク推奨で俄然気になる家庭のパソコン選び

仕事を家に持ち込まざるを得ないご時世、家庭で導入すべきパソコン<LAVIE Home Mobile>&<LAVIE Home All-in-one>Wレビュー

2020年06月30日 20時00分更新

文● 藤原達也(アヴァンギャルド)/編集●村野晃一(ASCII)

提供: NECパーソナルコンピュータ

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オールインワンPCを仕事に使うことのメリット

 オールインワンタイプのデスクトップPCというと、どちらかといえば動画視聴などエンタメ要素に向けた活用法がすぐに思い浮かぶと思うが、案外テレワーク利用にも向いている。

 まず、ケーブルなどの取りまわしが普通のデスクトップ機に比べて各段に楽。在宅ワークでの利用を想定した場合、通常のデスクトップ機であれば、パソコン本体に電源ケーブル、ディスプレイと接続するためのHDMIケーブル、場合によってはLANケーブルを接続する必要もある。リモート会議などに対応しようとすれば、Webカメラやスピーカー、マイク、あるいはヘッドセットなども接続する必要が出てくる。オールインワンタイプのデスクトップ機であれば、これらすべてが内蔵されていて、かつディスプレイと本体も一体となっているので、極論を言えば、電源ケーブル1本だけで済んでしまう。

 さらに、<LAVIE Home All-in-one>の場合、各種インターフェイス類などは背面にある本体部分に内蔵し、光学ドライブはディスプレイ裏に、今回紹介しているHA970/RAシリーズでは、液晶パネルを振動させて音を鳴らすことでスピーカーとして機能する「Crystal Sound Display」を採用しており、スピーカーBOXもないので、正面からはディスプレイしか見えないスタイリッシュなデザインとなっている。キーボードやマウスも無線接続式となっているため、机の上を常にきれいに保っておける。パソコン作業だけでなく、紙を使った書類仕事も行うといった職種の人には、パソコン自体も邪魔にならず、机も広く使えて快適に作業できるだろう。

正面から見ると、ほぼテレビのようにディスプレイ画面しか見えない

横から見ると、ディスプレイの後ろに本体がある。本体右側面(写真左)にはブルーレイディスクドライブ(ディスプレイ部)、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×2(下はパワーオフUSB充電機能対応)、ヘッドセット端子が、本体左側面(写真右)には電源スイッチ、CONNECTボタン、ボイス起動ボタン、入力切り替えボタン、明るさ調整ダイヤルが用意されている

本体下面には、左からHDMI入力端子、USB 3.0×1、USB 3.1×2、mini B-CASカードスロット、有線LAN端子、電源端子、アンテナ入力端子が配置されている

付属するキーボード、マウスも無線接続式で、使わないときには脇に避けておくことができる。キーボードは自立可能で、使わないときの収納性も高い

 本体サイズは高さ約361.1mm、幅約615.4mm。さらに奥行きは約186.3mm(カメラを収納した最小傾斜時)で、幅の狭い台座などにも置きやすい。

 ディスプレイ上部には720p対応のWebカメラを内蔵しており、オンライン会議にもこれ1台で対応できる。さらに、子どものテレスクールやオンラインセミナー、オンライン飲み会など、3密を避けるためのWebカメラを活用したオンラインでのイベントは、今後ますます増えていくだろう。GW中には、オンライン帰省という言葉も聞かれた。家族でディスプレイの前に集まって、実家の両親と会話する際は、どの角度からでも見やすい広視野角のIPS液晶を採用した大型ディスプレイは重宝するだろう。

ディスプレイ上部のWebカメラ&内蔵マイクユニットは、押すことで出し入れできる。内蔵マイクは4つのアレイマイクで構成され、遠距離からでも音声を拾ってくれる

 そして、もうひとつ、LAVIE Home All-in-oneの特長として挙げられるのが、音声操作機能を拡充したLAVIE AIエージェントだ。「ラヴィ、起きて」と話しかけるだけでパソコンを起動したり、「ねぇラヴィ」というウェイクワードで、テレビをつけたりボリュームを上げ下げするといった操作を、音声のみで行える。

 LAVIE AIエージェントを利用すれば、「ねぇラヴィ、いつものアプリを起動して」と話しかけるだけで、あらかじめ設定しておいた、通常業務で利用するアプリを起動することができる。日常的にルーティーンワークがある人なら、使い方次第でぐっと作業効率をあげることができるだろう。

パソコンの起動やテレビのスイッチオンなど、音声によるコントロールが可能。コルタナと併せて使えば、さらに仕事効率化につなげることもできる

デュアルディスプレイでさらに効率アップ

 テレワークの生産性をさらに上げたい人は、先ほどの<LAVIE Home Mobile>と組み合わせて、<LAVIE Home All-in-one>を<LAVIE Home Mobile>のセカンドディスプレイとして利用することもできる。ディスプレイが複数ある環境というのは、1つの画面が広いのとはまた違ったメリットがある。実際に机が2つあると想像してみると分かりやすいかもしれない。片方の机は作業用、片方の机は資料を広げたり、作業に必要な道具をおいておくスペースとして使うといった利用法が可能になる。同様に、マルチディスプレイ環境もメインディスプレイでは実作業を、セカンドディスプレイではブラウザや自動処理をさせているウィンドウなどを表示しておき、いつでもそれを確認できる状態で作業を進められる。あるいは、チームを組んで複数人で1つの作業をする場合など、一方をコミュケーション用のディスプレイとして、もう一方を実作業用のスペースとして活用するといった使い方もできる。

もちろん、エンタメ用途でも真価を発揮!

 テレワーク用途からは外れるが、HA970/RAシリーズはオールインワンタイプ機本来のエンタメ機能も充実しており、ブルーレイディスクドライブを内蔵し、地上・BS・110度CSデジタルの3波対応ダブルチューナも搭載。2番組まで同時にテレビ録画できるので、仕事が済んだら好きな映画やドラマのBDを観たり、録りためた番組を楽しむことができる。ストレージは、約256GBのSSD+約3TBのHDDという構成なので、仕事用の資料や写真などはもちろんのこと、長時間の録画データの保存も安心。さらに、HDMI入力端子に家庭用ゲーム機を接続してゲーム用のディスプレイとしても使える。ディスプレイには、液晶パネルを振動させることで音を出す「Crystal Sound Display」を搭載しており、没入感を味わえるダイナミックなサウンドが楽しめ、仕事用としてだけでなく、エンタメ用途にも存分に力を発揮してくれる。

ブルーレイディスクを楽しむこともできる

ダブルチューナーを内蔵し、2番組まで同時録画することが可能

テレビリモコンも付属している

「仕事を家に持ち込まない」時代が終わり、
家でも外でも仕事できる環境づくりが必須に

 今後のパソコン選びには、テレワーク利用での使いやすさを考慮することは必須ともいえる。いつでも自宅で仕事ができるように準備を整えて、できるだけ屋内で過ごす時間を快適にしたいもの。Webカメラはもちろん、TVやレコーダー機能が付いた<LAVIE Home All-in-one>なら、仕事からプライベートまで幅広く活躍してくれる一台になるだろう。

(提供:NECパーソナルコンピュータ)

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