使い込むほどに実感する使い勝手と利便性の心地よさ
テレワークでも “余裕のある性能”が気持ちいい<Lenovo Yoga S740(15)>をレビュー
2020年06月30日 22時00分更新
GeForce GTX 1650(4GB)で動画編集やゲームも快適
CPUやグラフィックス、ストレージなどの基本性能も非常に高い。ベンチマークテストの結果を見る前に、もう一度おもなスペックをおさらいしておこう。
| 主なスペック | |
|---|---|
| 名称 | YOGA S740 (15) |
| CPU | 第9世代インテル Core i7-9750H(2.6GHz/Turbo 4.5GHz/6コア12スレッド) |
| グラフィックス機能 | NVIDIA GeForce GTX 1650 with Max-Q design(4GB GDDR5) |
| メインメモリー | 16GB(8GB×2)DDR4 |
| ディスプレイ | 15.6型IPS フルHD(1920×1080ドット、Dolby Vision)、LEDバックライト、DisplayHDR 400 |
| ストレージ | 512GB SSD(M.2 NVMe) |
| バッテリー駆動時間 | 最大約15.6時間(JEITA 2.0)※ |
※ 使用時間/充電時間はご利用状況によって異なります。バッテリー使用時間はJEITAバッテリー動作時間測定法 (Ver2.0)に準拠して測定しました。JEITAバッテリー動作時間測定法につきましては、JEITAのホームページをご参照下さい。(社)電子情報技術産業協会ホームページ
ハイエンド向けのCPU「Core i7-9750H」やディスクリートグラフィックス「GeForce GTX 1650」(4GB)を搭載しており、少し前のミドルレンジのゲーミングノートPC程度の性能を備えている。実際に使っていても、一般的なノートPCだと動作がもたつくような場面でもヌルヌル動くので、写真のRAW現像や動画編集などの高負荷な作業もとても快適だった。
客観的に性能を評価するため「CINEBENCH R20」や「CrystalDiskMark」、「PCMark」、「3DMark」、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」などの代表的なベンチマークを実施してみたところ、掲載写真のようにいずれも非常に高いスコアになった。
CPUの処理能力をテストする「CINEBENCH R20」では、マルチコアが2505pts、シングルコアが426ptsとなった。ハイエンド向けCPUのCore i7-9750H搭載だけあってかなり高性能。普段使いはもちろんだが、写真や動画編集などのクリエイティブ用途でも快適に使用できるはずだ
「PCMark 10」の結果。PCの基本性能を示す「Essentials」が9080、ビジネスアプリの性能を示す「Productivity」が7095、クリエイティブ系アプリの性能を示す「Digital Content Creation」が3946と、いずれも快適さの目安となる3000を大きく超えており、写真編集や映像編集なども快適に行えることがわかる















