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通話が多いならノイズキャンセリング機能付きヘッドセットが便利

テレワークにオススメ!あると便利なASUSの在宅勤務向けデジタルアイテム【ヘッドセット・マウス・Wi-Fi 6ルーター編】

2020年05月16日 17時30分更新

文● 松野将太 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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 在宅勤務やテレワークにようやく慣れてきたという人も多そうだが、外出自粛の長期化に伴い、こうした勤務形態の変化は今後もゆるやかに継続され、定着していきそうな雰囲気だ。前回、在宅勤務やテレワークにあたって揃えておきたいオススメのASUS製品を紹介したが、今回も引き続き、あると便利なデバイスを挙げていこう。

強力なノイズキャンセリングマイクが嬉しい「ROG Strix Go 2.4」

 在宅ワークで実施される機会が格段に増えているビデオ会議。ノートPCにはあらかめじマイクとウェブカメラが内蔵されている場合も多いが、画質や音質はそれほど高くないため、よりクオリティーの高い環境を実現できるウェブカメラとヘッドセットを購入する人が増加傾向にある。「ROG Strix Go 2.4」はそのような環境下で重宝される「ノイズキャンセリングマイク」を搭載するワイヤレスタイプのヘッドセットだ。

ノイズキャンセリング機能付きヘッドセット「ROG Strix Go 2.4」。実売価格は1万8900円前後

2.4GHzの無線接続と有線接続を切り替えられるタイプのヘッドセット。イヤーカップには切り替えスイッチや音量ボタン、マイクミュートボタンなどを備える

 本製品はPCやゲーム機、スマートフォンなどとの接続を想定しており、Bluetoothではなく2.4GHz帯のワイヤレスレシーバーを使用する。遅延のない環境を実現できるため、音声通話向きと言えるだろう。無線通信にはUSB Type-Cのレシーバー、あるいはType-CレシーバーとUSB 2.0変換ドングルを組み合わせて利用するほか、3.5mmオーディオジャックでの有線接続にも対応できる。

40mmネオジウムドライバーを採用。周波数特性が有線時と無線時で変化する

ヘッドバンドには「REPUBLIC OF GAMERS」(ROG)の文字

バンドは無段階で伸長する

 40mmのネオジウムドライバーを採用し、周波数特性は有線接続の場合で10~40000Hz、無線接続の場合で20~20000Hzとなる。本体のバッテリー駆動時間は最大25時間で、USB急速充電に対応している。

ノイズキャンセリング機能を利用できるブームマイクは簡単に着脱可能

マイクはケーブルを曲げることで角度を変えられる。また、取り外した際はイヤーカップに内蔵されたサブマイクが自動的に有効になる。どちらもノイズキャンセリングが効く仕様だ

 「ROG Strix Go 2.4」の双指向性ブームマイクは深層学習のデータベースを利用し、環境ノイズを特定して処理する「AIノイズキャンセリングテクノロジー」を採用しているのが特徴。取り外し可能なブームマイクにより、環境音やマウスのクリック音、キーボードの打鍵音といったノイズのないクリアーな音声を実現するとしている。

 加えて、本製品は無指向性のサブマイクを備えており、外出時などにはブームマイクを利用しなくても通話などに利用できる。こちらもAIノイズキャンセリングを利用できるため、より環境音が多い屋外などでも役立つだろう。

 実際に使用してみた印象では、かなり強めのノイズキャンセリングがかかっており、環境音はほぼ入らないと思っていい。意識的に強めのクリック音やキーボードの打鍵音を出してみたが、これもノイズキャンセリング有効状態ではほぼうまく処理されていた。タイピングをしながら同時に喋るような場合、ノイズを処理しきれずバックグラウンドに若干の打鍵音が乗るものの、これはほとんど気にならないレベルだ。ブームマイクでも内蔵マイクでも同じような効果が感じられたので、ノイズキャンセリングの効果は非常に高いと言っていいだろう。

パッケージには本体ケースが同梱されている。コンパクトに折りたためるため持ち運びやすい

 マイクそのものの音質に関しては、ノイズキャンセリングマイク特有の若干こもったような聴こえ方はするものの、声自体は環境ノイズが乗らず聴き取りやすい。少し騒音がある環境でも安定して通話先に声を届けられるため、チャット向きであるのは間違いない。

 実売価格は1万8900円前後。なお、ノイズキャンセルリング機能はUSB Type-Cアダプターを使用し、ワイヤレス接続した場合にのみ自動で有効化される仕様だ。有線で接続した場合は利用できないので注意しよう。

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