ソフトウェア「Logicool Capture」も直感的で簡単録画可能!
ウェブカメラ「C980」は使い方簡単で調光機能がスゴい、テレビ会議やオンライン飲み会で好印象を与えよう!
2020年05月01日 12時00分更新
ロジクールから登場したウェブカメラ「ストリームカム C980」。1080p/60fpsで手軽に本格的に動画配信や撮影ができるウェブカメラとして登場した本製品だが、使い始めてみたところ、ウェブ会議やオンライン飲み会でかなり重宝している。製品の特長などはこちらの記事を参照してもらうとして、今回は実際に使ってみた感想を紹介したい。
ケーブルを接続するだけで簡単に利用可能
まず気に入っているのが、設置が簡単ということ。ストリームカム C980には、ディスプレー上などに設置するためのマウントが付属している。このマウントをディスプレーに引っ掛けるだけで設置できるので、ネジで固定したり、三脚を用意しなくても使える。
加えて、TSB Type-Cでパソコンに接続するだけで起動可能なので、別の場所で使いたいときはスッと取り外して持ち運べるのも特徴だ。サイズもコンパクトなので、別の部屋に移動して使うなんてときに手間になりすぎないのもうれしい。
さらに、マイクも内蔵しているので別途マイクを用意していなくても通話や録音が可能。ゲーム実況など音質にこだわるのであれば別途マイクを用意したほうがいいが、テレビ会議などで使う分にはストリームカム C980のマイクで十分だと感じる。
ちなみにスマートフォン向けに縦向きの動画を撮影したりするときでも、カメラ本体がマウントからすぐに取り外せて、カメラを縦に付け直せば自動で映像も縦向きになるため、とても簡単だ。
オートフォーカス、調光機能が素晴らしい
機能的に気に入っているのが、オートフォーカスと調光機能。カメラを起動すると、自動でフォーカスと、明るさを調整してくれる。ビデオ会議やオンライン飲み会をしていると、使っているカメラの性能によってはちょっと暗いな……と感じてしまう人もいる。ストリームカム C980の場合は明るさに合わせて自然な光になるように調整してくれるので、場所を選ばず明るく表示してくれるのが素晴らしい。
加えて1080p/60fpsなので、ほかの人の映像と比べてかなり滑らかというのがわかる。ビデオ会議やオンライン飲み会で映像の滑らかさはとくに必要ないが、ほかのパソコン内蔵のウェブカメラと比べると、ストリームカム C980は滑らかだな~と感心する機会が多い。動きを見せる動画など、今後なるべく滑らかな映像で動画撮影をしたいという人にもオススメできるなと感じた。
ソフトウェア「Logicool Capture」が直感的で簡単録画
そのほか、同社のソフトウェア「Logicool Capture」がかなり直感的で使いやすいことに驚いた。録音はボタン1つで開始できるほか、マクロ登録しておけばウインドウを閉じていてもキーを押せば様々な操作が可能だ。
加えて、サブウインドウ表示などもすごく簡単。ソース1とソース2に出力したい画面を選択して、どちらをどう配置するかを決めるだけ。起動しているソフトは自動で表示されるようになっているので、選択欄から選べばすぐ表示できるのもポイントだ。
そのほか、フィルター、境界線の色選択といった軽い編集もできるため、動画撮影に少し工夫したいなというときに簡単にできるのがうれしい。もっと凝りたい場合は、動画編集向けのソフトにシフトしていくといいだろう。
今後テレワークが本格導入されるなら、買っておいても損はない
ストリームカム C980は価格が2万350円と、これからストリーミング配信や動画の録画を始めたいという人にとってはお手頃だといえるが、テレワークやビデオ会議向けといわれると、少し割高な感じもする。しかし、今後テレワークで会社の上司や取引先の偉い人とテレビ会議する可能性があったりすると、暗い画面だったり、画質の悪いカメラでの参加はマナー的にどうなんだろうと思われるかもしれない。
今後、テレワークでの作業やビデオ会議の機会が増えるかもしれないという人は、ちょっといいウェブカメラとしてストリームカム C980を導入するのはアリだと思うので、検討してみてはいかがだろうか。
(c) 2020 Microsoft.All rights reserved.