普通のクルマの内装とはかなり異なります
今回は前回に引き続きカリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)払い下げのパトカーの話。今回は中をちょこっとご紹介したいと思います。
ウチにやってきたパトカーは、フォードのVicことクラウンビクトリア。パトカー専用のポリスインターセプターというグレードです。
元になったクラウンビクトリアは普通の乗用車ですが、ポリスインターセプターはエンジンが強化されていたりトランスミッションが専用品になっていたりするほか、運転席周りの内装もかなり違います。
無線とライト、サイレンのコントローラー
一番目立つのはセンタークラスターのカラフルなユニットですかね。ここはノーマルのクラウンビクトリアではカーステが入っている部分。あ、もうカーステって言わないのかな。カーオーディオ? ウチのクラウンビクトリアは1999年式なんですけど、ノーマルではAMラジオが付いていたらしいです。
CHPのパトカーではそのラジオが取り外されて、各種機器のコントロールヘッドが取り付けられています。ちょっとタクシーメーターみたいですね。
これはGE(ゼネラル・エレクトリック)製のS810コントロールヘッドというユニット。元々は無線機のコントローラーだったようですが、改良されてライトとサイレンの操作もできるようになっています。
ヘッドという名前のとおり、ここにあるのは操作パネルだけで、無線機やサイレンの本体はトランクに入れられています。無線機は同じくGE製のRANGERというモデルで、ダンボール箱に入れられてトランクに入っていました。動くのか壊れているのかはわかりません。
エンジンをかけるとS810のパネルにERRORの文字が表示されるんですけど、これはRANGERがつながってないせいだと思われます。電波を出してしまわないようにアンテナ線を外しておいて、試してみてもいいかもですね。トランク内の見た目も本物っぽくしたいので、いずれちゃんとセットしたいと思いまます。
アマチュア無線機がついていました
センターコンソールには無線機や、ライトとサイレンのコントローラーが埋め込まれています。
普通なら小物入れやカップホルダーなどがあるセンターコンソールは、いろいろなユニットをセットできるフレームになっています。
一番上は日本製の144MHz帯アマチュア無線機。免許を持ってるから登録すれば使えると思いますけど、これってCHPでも使われてる物なのかな? けっこう、日本製の製品が使われていることがあるので、ないとは言い切れない感じですが、アマチュア無線は聞いたことがありません。CB無線機は搭載していたりするんですけど、どうなんだろう。
電源もつながっていないし、もうちょっと調べてみてCHPで使ってないようなら外そうと思います。
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