昨年のAmazonプライムデー2019で「ルンバ690」を購入して以来、ほぼ毎日ルンバに活躍してもらっています。買うにはほんの少し思い切りが必要でしたが、使えば使うほど手放せない存在になっています。
ところが、最近ルンバが急に充電できなくなる不具合が発生しました。本来はホームベースに設置すると、自動で充電されるはずなのですが、しばらく時間を置いてから起動ボタンを押しても、エラー音が鳴ってしまいます。
「もしかして、故障かな?」と思ったのですが、アイロボットジャパンの公式サイトにある「よくあるご質問」のページに、いくつか解決策を見つけられました。今回は私が実行した方法を含めて、ルンバが充電できなくなる不具合を解決できる、3つの簡単な方法をご紹介します。
1.充電用の接続部を乾いた布で拭く
まずは、ホームベースの充電用の接続部と、ルンバの裏側にある充電用の接続部を確認してみましょう。目に見えるホコリやゴミが付着していなくても、目に見えない汚れが膜のようになっており、接触が悪くなっている可能性があります。
それぞれ充電用の接続部を乾いた布やメラミンフォームで拭き、膜を取り払いましょう。公式で推奨されているわけではありませんが、マイナスドライバーなどで軽くこすって汚れを落とす方法もあるようです。私の場合はたったこれだけで問題が解決し、通常どおり充電ができるようになりました。
ただし、公式サイトにはマイナスドライバーという記述は見当たらないので、今回はあくまで乾いた布やメラミンフォームを推奨したいと思います。
2.前輪部を手入れする
次はルンバを裏返し、前にある車輪部分を確認していきましょう。この部分にホコリやゴミが溜まっていると、ルンバとホームベースの接触が悪くなる原因になります。
ルンバの前にある車輪をしっかり引き出し、手で回します(うまく回らない場合は、車輪を取り外し、輪部のケース内に付着したホコリやゴミを取り除きましょう)。
軸を強く押し、車輪から抜き取ります。軸に巻きついているゴミや髪の毛を取り除き、車輪をきれいに拭きましょう。
軸の両端がもとの位置にくるように、車輪に取り付けます。車輪をもとの場所に戻し、最後にルンバ本体に設置します。
公式サイトでは、前にある車輪部分は2週間に1回は手入れすることが推奨されています。問題が解決しても、ぜひこの機会に手入れしてみましょう。
3.ルンバを再起動(リセット)する
さまざまな方法を試しても問題が解決しなければ、ルンバを再起動(リセット)してみましょう。再起動の方法はルンバのシリーズによって異なります。
・「ルンバ700シリーズ/ルンバ800シリーズ/ルンバ900シリーズ」の場合は、ルンバのCLEANボタンを10秒間長押しましょう。CLEANボタンから指を離すと、再起動音が鳴ります。
・「ルンバsシリーズ」の場合は、ルンバのCLEANボタンを20秒間長押しましょう。白のライトリングがタンクのフタの周りを時計回りに回ります。ロボットが再起動するまで1分半ほど待ちましょう。ライトリングが消えると、再起動完了です。
・「ルンバiシリーズ」の場合は、ルンバのCLEANボタンを20秒間長押しましょう。白のライトリングが時計回りに回ります。ロボットが再起動するまで1分半ほど待ちましょう。ライトリングが消えると、再起動完了です。
さて、今回はルンバが充電できなくなったときに有効な3つの方法をご紹介しました。それぞれのシリーズにあわせた解決法を詳しく知りたい方は、アイロボットジャパンの公式サイトにある「よくあるご質問」のページを確認してみましょう!
・「ルンバ500、600、700、800シリーズの電源が入らない、または充電されません。」
・「ルンバ eシリーズの電源が入らない、または充電ができない」
・「ルンバ 900シリーズの電源が入らない、または充電ができない」
・「ルンバiシリーズの電源が入らない、または充電ができない」
・「ルンバ sシリーズ:ロボット掃除機の電源が入らなかったり、充電できなかったりするのはなぜですか?」
・「ルンバの前車輪のお手入れ」
・「どうすればロボットの再起動やiRobot HOMEアプリの強制終了ができますか?」