カメラは3眼、5G通信にももちろん対応
続いてカメラ機能を確認しよう。LG V60 ThinQ 5Gのメインカメラは約6400万画素/F1.8の標準カメラと、約1300万画素/F1.9の超広角カメラ、ToFカメラの3眼構造で、フロントカメラは約1000万画素/F1.9と標準的。メインカメラの4眼化が進みつつある最近のハイエンドモデルとしては、やや物足りなさがあるかもしれない。
だが標準カメラに関しては、他社と比べてかなり高い画素数のものを採用しており、それを生かして画質を落とさず2倍までズームができる仕組みを備えている。超広角カメラと合わせて活用すれば、かなり幅広いシーンでの撮影に対応できるだろう。
そしてもう1つ、高い解像度を生かし、4Kだけでなく8Kの映像撮影にも対応しているのもポイントだ。8K画質の映像を表示できるデバイスが少ないだけに有効活用できるシーンはまだ限られるものの、高画質で動画撮影ができることはメリットといえる。
基本性能を確認すると、チップセットにはクアルコムの「Snapdragon 865」を搭載し、RAMは8GB、ストレージは128GBとハイエンドに相応しい内容。後述する2画面ディスプレーと合わせて、3Dゲームプレイも十分快適に楽しめる。
また5G対応モデルということもあり、NTTドコモとソフトバンク、それぞれの5Gネットワークでの通信が可能だ。今回はNTTドコモ版をお借りしたので、実際にNTTドコモの5Gエリアで通信してみたのだが、1Gbps超えとはいかないものの、最大で下り700Mbps超の通信速度を実現していた。
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ