仕上がりは写真好きならニヤリとするデキ
では、実際に使ってみましょう。今回はモータースポーツの会場で見かけたレースクイーンさんにカメラを渡して自撮りをしてもらいました。黄色いカメラを見た彼女は「何これ? 可愛い」と興味津々。そこで早速パチリと1枚、自撮りをお願いしてみました。
印刷は約60秒ほどかかります。4回印画紙が動く様子は見ていて面白いものがあり、女の子も興味津々です。
そしてでき上がり。色合いは往年のリバーサルフィルム「コダクローム」をダイレクトプリントした感じに似ており、写真好きの方は懐かしさを覚えるでしょう。ややマゼンダと黄色が強く感じるあたりが、またコダックらしいともいえます。名刺サイズ(カードサイズ)なので、撮った写真をそのまま財布に入れられるのも美点です。
友達と一緒にいるところをスマホで撮って、写真をSNSでシェアするのもよいですが、写真にメッセージを書いてプレゼントとか、貰った人からすると記念になるのでは? そして久々に印画紙の写真を見ると、デジタルにはない面白い発見があったりもします。ちょっとした時の記念として、カバンにC210を忍ばせておくのはアリかもしれません。