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ハワイを満喫できるラーメン屋さん 麺屋 Hulu-lu(東京・池袋)【ラーメン女子☆さーちゃんの ~イケ麺に恋して~】第4回

2020年04月16日 07時00分更新

文● 華月 咲 編集●ラーメンWalker

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 こんにちは!さーちゃんです☆

 突然ですが皆さんはハワイに行ったことがありますか? 誰もが知る常夏の楽園。陽気な音楽に可愛すぎる雑貨、綺麗な空と海……想像するだけでハッピーになれますよね。

 ただ日本からは飛行機で7~8時間、時差19時間。なかなか行けないのが現実です。

 そんな皆さんに朗報! 池袋にハワイを満喫できるラーメン屋さんがあるんです!

 もう一度言います。ラーメン屋さんです。

 「麺屋 Hulu-lu」さん! 名前もオシャレ。

 2012年1月24日にオープンした当時、近辺には建物やお店も少なく“池袋2丁目の火付け役”だったフルルさん。場所、内装、メニューもほぼ変わらず8年経った今も愛され続けている人気店。

 店名フルルは昔からのあだ名だという、店主の古川さん(46歳)。

 イケ麺を作るのはやはりイケメン。

 好きなタイプは松嶋菜々子さんという1児のパパ。

 ハワイ好きは高校生の頃からで、前職はなんと旅人! 20代後半まではアルバイトでお金を貯めては旅に出て、なくなったらまたアルバイト……という生活を繰り返していたらしい。誰もが一度は憧れる自由人。現在の趣味も旅行、サーフィン、インドアスカイダイビングとアクティブな古川さん。

 なぜラーメンの世界に?

「俺、元々ラヲタ(ラーメンヲタク)レベルでラーメン好きだったんだよね。年300軒は食べ歩いてて、サーフィン帰りに車飛ばしてお目当てのラーメン食べてはメモで記録して」

 細く鍛え上げられている身体からは想像つかない過去。

「で、20年前にとあるラーメン店に出逢って、そこの一杯と店主に惹かれてさ。ここで働こう! って決めて約10年間修業した。今でこそ様々なスタイルのラーメン店があるけど、フレンチ出身の店主の独特のセンスは、当時の俺にとってすごく魅力的だったんだ」

 小物や窓、ドアまでもハワイから輸入し、内装もすべて自分でデザインしたという古川店主のセンスに納得。基礎を充分学んだ上で自分の好きなハワイをイメージ。

 さて、そんな彼の作る一杯がこちら!

カイワレと揚げネキがアクセントの「塩SOBA」800円

 毎回オススメポイントを聞いているので今回も伺ったところ、うーん、としばらく悩んだ後……。

「俺には信念があって。こだわりって“伝えるもの”より“感じるもの”だと思うんだよね。人によって感じるものは違うはずだし。実際食べてもらってお客様自身に確かめてほしいかな」と、サラッととてつもない名言。

「ただオープン当時から人気のスパムとデンファレ(飾りで添えている食用花)は、ラーメン屋で世界初じゃないかな?」と、嬉しそうに語る。

Hulu-lu名物「スパムむすび」220円(SOBAとセットにすると20円引き)

 メニューによっては丼にも飾られる色鮮やかなデンファレは、まさにフルルの象徴的存在。

 ちなみに私が実際食べて感じたものは「愛」でした。ラーメンと人とハワイ。一見バラバラな3つをすべて愛するフルルさんだからこそ作れる一杯に、あなたも恋をしてみませんか?

麺屋 Hulu-lu

東京都豊島区池袋2-60-7
月・水~土:11:30~15:00/18:00~21:00
日祝:11:30~15:30
火曜定休

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策により、営業日・営業時間・営業形態などが変更になる場合があります。詳しくはお店の公式ツイッター(https://twitter.com/menya_hululu/)をご確認ください。

華月 咲 Saki Kazuki

 モデル・イベントコンパニオンとして活動する傍ら、週4ペースでラーメンを食べ歩くラーメン女子。要町にある『中華そば 六感堂』でも働いている。特に細麺が好き。

本人Twitter @sachan_0109
Instagram @ramenxgirl

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