AR/VRコンテンツを手掛けるバルスは4月7日、同社が運営するAR/VRライブプラットフォーム「SPWN」の仕組みを応用し、オンラインのビジネスイベントのサポートを開始した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響でビジネスイベントがオンラインでの開催に切り替わりつつある一方で、既存の配信ツールだと、チケットの販売と配信が別々になるためURLやパスワードが漏洩するなどセキュリティー面での不安があるという。また、チケット販売ページに外部の配信サービスを埋め込んでいるため操作性が不便だったり、複数サービスを横断しなればいけないなど、利便性の面の課題もある。
本サービスは、チケットの購入決済、チケットのもぎり、チェックイン、紹介商材の物販(EC)、有料配信といったライブイベントに関わる全ての工程を一元で実施が可能。決済と配信を一律管理できる点で、現行の他のサービスよりも安全にイベントを実施できるとしている。
また、5月中は初期費用(ページ作成費用)無料キャンペーンを実施しているため、0円から利用でき、イベント実施まで最短1日で実施可能としている。
利用料金は、チケット販売金額のレベニューシェア(初期費用無料キャンペーン中)。利用にはPC、ビデオカメラ、ビデオキャプチャーボードが必要(レンタル可能)。同社に問い合わせた上、導入決定後にイベントページ作成およびチケットの販売を開始できる。
有料ビジネスセミナーのオンライン化や、特定多数への説明会(顧客向け説明会、新卒向け会社説明会など)などにおける利用を想定している。