アスキー編集部、在宅ワークはじめました 第3回

Zoom以外のツールでも簡単に使える“バーチャル背景”機能

Web会議で自宅は見せたくない、なら「Snap Camera」で隠しましょう

　そんなわけで、ビジネスミーティングに使っても違和感のなさそうなSnap Cameraのレンズを4つほど見つけました。

オシャレな自宅を偽装する背景

こっちは大企業の社長室っぽい

明らかに自宅ではなく会議室ですが

オフィスの片隅っぽくてリアル

　なお、個々のレンズはURLを使ってシェアすることができます。上記画像のキャプション（説明文）にはレンズのURLを付けていますので、それぞれWebブラウザで「リンク先をコピー」したあと、Snap Cameraの検索欄にペーストして検索するとレンズが表示されます。このURLをブラウザで開いても何も出ません（エラーになるだけ）のでご注意のほど。

検索欄にレンズのURLを入力、検索するとレンズが表示されます

オンラインミーティングツールのカメラ入力を切り替える

　ここまで準備ができたら、あとはオンラインミーティングツールの側でカメラ入力を「Snap Camera」に切り替えるだけです。オンラインミーティングツールを起動して、カメラ入力の選択メニューを見ると「Snap Camera」に切り替えられるようになっているはずです（表示されない場合は、一度ツールを終了して再起動してみてください）。

オンラインミーティングツールの側でカメラ入力を「Snap Camera」に切り替える（画面はSkypeの例）

　カメラ入力を切り替えると、Snap Cameraでエフェクトのかかったカメラ映像が表示されるはずです。Snap Cameraのウィンドウでレンズを切り替えれば、オンラインミーティングツール側の画像も切り替わります。

Snap Cameraの合成したカメラ画像をSkypeで表示できた

　注意点としては、この“バーチャル背景”はSnap Cameraが起動中でなければ使えないということです。先にSnap Cameraを起動しておき、次にオンラインミーティングツールを立ち上げるという順序をお忘れなく。

　ただし、Snap Cameraはバックグラウンドで常駐するようになっているので、Snap Cameraのウィンドウは閉じてしまっても大丈夫です。むしろミーティング中にうっかりSnap Cameraの画面に触ってレンズが切り替わり、猫が頭に乗ったり目からビームが出たりしないように、レンズ選択を終えたらウィンドウは閉じておいたほうが安全でしょう。

Snap Cameraの常駐アイコンをクリックすると、よく使うレンズに切り替えられる

　また、自分で用意した画像を背景にしたい場合は、「Lens Studio」という無料ツールを使ってオリジナルのレンズを作成する必要があります（Snapchatの無料ユーザー登録が必要です）。長くなるのでここで詳しくは説明しませんが、「Segmentation」というテンプレートを使い、画像ファイルを読み込ませるだけでわりと簡単に作成できます。興味があればぜひトライしてみてくださいませ。

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• Snap Camera