アイ・オー・データ機器は、メッシュネットワークに対応するWi-Fiルーターとメッシュ子機をセットにしたモデル「WN-DX1167GREX」を、4月下旬より出荷開始する。価格は1万5180円。
WN-DX1167GREXは、親機のWi-Fiルーター「WN-DX1167GR」と子機の「WN-DX1300EXP」との間で通信を行ない、親機だけでは電波の届かないところにWi-Fiエリアを拡大できるメッシュネットワークを構築可能。セットモデルとして親機、子機が最初からペアリング済みのため、購入後にペアリング設定を行なう必要がなく、簡単にメッシュネットワークを利用できるのが特長。
電波の強い子機が近くにあれば、最適な接続先に自動的に切り換えてくれるため、スマホなどをWi-Fiに接続したまま部屋を移動しても、安定したインターネット環境を利用できる。なお本セットモデルにはメッシュ子機が1台のみ付属しているが、WN-DX1167GRは最大2台までのメッシュ子機に対応しており、追加で1台接続できる。
また、親機・子機ともに、全方向360度に電波を送受信する独自の「360(さんろくまる)コネクト」技術を搭載しているため、設置した場所から電波の死角を作らず、位置によって電波が不安定になることも防止してくれる。
従来のインターネットプロトコル「IPv4」の後継となる「IPv6(IPoE)」に対応しており、IPv6環境下では独自の「IPv6ブースト」によってより高速なインターネット通信が可能とのこと。
フィッシング詐欺やウィルス配布サイトなどをブロックし、家族の年代によってサイトの閲覧制限も設定できるネットフィルタリング機能も搭載している。
親機のWN-DX1167GRの対応無線LAN規格は、IEEE802.11ac/n/a/g/b。有線LANポートはRJ-45ポートを4基搭載。通信周波数は2.4GHz帯、5GHz帯に対応。伝送速度は最大867Mbps。サイズは約150(W)×150(D)×42(H)mm(突起部含まず)。重量は約260g。
子機であるWN-DX1300EXPのサイズは、約130(W)×54(D)×114(H)mm(突起部含まず)。重量は約230g。