IPv6/IPv4インターネット接続サービスほか、主要サービスが対応
NTT東西の10Gbps「フレッツ 光クロス」にJPNE「v6プラス」が対応
日本ネットワークイネイブラー(JPNE)は2020年4月1日から、IPv6/IPv4インターネット接続サービス「v6プラス」などの同社サービスにおいて、NTT東日本/NTT西日本が同日に提供開始した上り/下り最大10Gbpsの「フレッツ 光クロス」への対応を開始した。
NTT東日本/NTT西日本のフレッツ 光クロスは、両社が保有するフレッツ網(NGN:次世代ネットワーク)を用いて提供する、上り/下り10Gbpsのベストエフォート型ネットワークサービス。インターネットへの接続はインターネットサービスプロバイダー(ISP)経由で行う。
JPNEは、フレッツ網経由でIPv6インターネット接続(IPv6 IPoE)ネットワークを保有/運用し、ISP各社に接続サービスを卸売りするVNE(仮想ネットワーク提供者)だ。JPNEが提供するv6プラスは、IPv6アクセスに加えてIPv4アクセス(IPv4 over IPv6)もまとめて提供するインターネット接続サービスである。
今回は、このv6プラスに加えて「v6プラス 固定IPサービス」「IPv6インターネット接続」「JPNEヒカリ」の各サービスにおいて、フレッツ 光クロスへの対応を開始した。前述のとおり、一般家庭や企業のエンドユーザーにはISP経由で今後サービス提供が開始されることになる。
なおNTT東西では、フレッツ 光クロスにおけるISP接続をまずIPoE方式からスタートした。IPv6 PPPoE方式については、NTT東は2020年11月以降、NTT西は2020年10月以降の対応予定としている。