ワークスモバイルジャパンは3月31日、日本ゼネラルフードが社員1800名に対しビジネス版LINE「LINE WORKS」を導入したと発表した。
これまで、日本ゼネラルフードでは、各拠点にいる店長や社員に対し、メールやグループウェアを通じて、食中毒警報・注意報や労災防止の取組みなどの情報共有をしていた。しかし、メールやグループウェアでは、配信した情報が店長や社員に伝わっているかを把握できない課題があった。また、各拠点で情報を閲覧するには、主に店長が利用しているPCを使うほかなく、店長以外の社員への情報伝達が難しい状況だったという。
今回の導入では、各拠点の店長と社員のうち、1800名に対してLINE WORKSをインストールしたタブレット端末を配布し、社員が会社の情報を場所や時間に関係なく閲覧できる環境を構築。また、未読・既読状況が確認できる機能により、情報を閲覧できていない店長や社員を把握し、フォローアップを行うことで確実な情報共有が可能になった。
今後、献立、各拠点の業務改善成功事例に関する情報共有も、チャットや動画配信を通じて、スピーディーに行える環境が整うことで、日本ゼネラルフード全体の業務効率が向上し、社員がより働きやすい環境の実現につながることが期待されるとしている。
また、新型コロナウィルスの感染拡大を踏まえ、新入社員の研修をオンライン化し、研修のフォローアップでの活用を進めていくという。