Specteeは3月30日、4月1日のエイプリールフールに向けて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連のデマ情報が増加すると予想されることや、ここ最近でもデマ情報が見られることを踏まえ、対策に乗り出すと発表した。
SNSなどでのデマ情報の拡散状況を監視し、リスクの高いデマ情報はリアルタイム危機管理情報サービス「Spectee(スペクティー)」を通じて、報道機関や官公庁、自治体などにすぐに伝達できる体制を強化。一部の情報はSpecteeの公式Twitterアカウントで情報を配信する。
また、同社はここ最近確認されているデマ情報の例として、以下の3つを挙げている。
・「ロックダウンは、今日発表で、開始が4月1日から3週間。議員秘書から連絡きてます。私の友人の信頼できる外食上場企業の社長からです」
・「先程、確かな方から下記の情報が入りました。民放各社にも連絡が入ったようで、今晩 or 明日の晩に安倍総理の緊急会見があり、4/1からロックダウンという発表があるとのことです。期間は二週間〜三週間で長引く可能性があるのでは...という見立てのようです」
・「100%の確証はないですが……昨日深夜、民放数社のプロデューサーから◯◯さん(著名人の名前)に連絡があったようで、今朝方、ご本人から連絡があった内容なので、緊急会見の開催はかなり高い確率で行なわれると思います。準備を進めたいと思います」
不確かな情報を受け取ったときは、冷静に情報ソースと公式情報を確認し、噂に惑わされずに冷静な行動を取ることが大切と同社は訴えている。具体的には「人づての話は勇気をもって『疑う』こと」や「常に政府機関・自治体などの公式情報を確認すること」、「少しでも疑念をもったり、自分で判断できない情報はシェア(リツイートなど)しないこと」などが対処として求められるとのこと。