ミリ波にも対応する数少ない5Gモデル
「Galaxy S20+ 5G SC-52A」
Galaxy S20+ 5Gはディスプレーが6.7型(3200×1440ドット)有機ELを搭載する、上位モデル。最大の特徴は5GのSub6に加えてミリ波にも対応すること。Galaxy S20と比べて、画面サイズが大きくなって通信の面でもスキがないモデルになっている。
スペックはSoCがSnapdragon 865、メモリーは12GB、内蔵ストレージは128GB。バッテリー容量は4500mAh。本体サイズは約74×162×7.8mm、重さは186g。
カメラはイン側は1000万画素(F2.2)とGalaxy S20と同じ。アウト側はGalaxy S20の3つにToFを加えた4眼カメラとなっており、超広角が120度、望遠は最大30倍ズームに対応する。手ぶれ補正はアクションカムのように強力で、8Kの動画撮影も可能。新搭載の「シングルテイク」モードは、最大10秒間の動画の中で、最適なシーンレコメンドして静止画にしてくれたり、エフェクト付きの動画をいくつも自動生成してくれる。
ワンセグ・フルセグには対応しないが、防水・防塵、おサイフケータイ、Qiに対応し、生体認証は指紋と顔を採用する。なお、カラバリはコスミック グレーの1色のみ。
オリンピック記念モデル
Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition SC-52A
オリンピックのワールドワイドパートナーであるサムスン電子が定期的にリリースしているスペシャルモデル。ベースはGalaxy S20+なので、機能やスペックはすべて同じ。もちろんミリ波にも対応し、カラーは限定のマットゴールド、背面に東京オリンピック2020のロゴがあしらわれており、オリンピックにふさわしい仕様だ。
前モデルは1万台限定だったが、今回はとくに台数制限は行なわないとのこと。欲しい人が欲しいときに買えるようになっている。価格は未定だが、発売は6月以降を予定している。
ドコモ「Galaxy S20+ 5G SC-52A」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | サムスン電子 |
ディスプレー | 6.7型有機EL |
画面解像度 | 1440×3200ドット |
サイズ | 約74×162×7.8mm |
重量 | 約186g |
CPU | Snapdragon 865 |
内蔵メモリー | 12GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) |
OS | Android 10 |
5G最大通信速度(下り/上り) | 4.1Gbps/480Mbps |
5G対応周波数 | 3.7GHz帯/4.5GHz帯/ミリ波 |
無線LAN | IEEE802.11ax(2.4/5GHz対応) |
カメラ | アウト:約1200万画素(広角/F1.8) +約1200万画素(超広角/F2.2) +約6400万画素(望遠/F2.0) +TOFカメラ /イン:約1000万画素(F2.2) |
バッテリー容量 | 4500mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
防水/防塵 | ○/○(IPX8/IP6X) |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
Qi | ○ |
カラバリ | コスミック グレー |
発売時期 | 5月下旬以降 |
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