オヤイデ電気は3月13日、オンラインで配信ライブをするアーティストやイベントに、同社製の音声周辺用ケーブルを貸し出す「オヤイデ電気・配信サウンドサポートプロジェクト」を開始すると発表した。
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、コンサートやイベントが中止や延期などの対応に迫られるなか、無観客でのアーティストのライブ中継など、YouTubeをはじめとした動画配信サービルを利用した試みが数多く実施されている。オヤイデ電気によれば、オンラインを介した音楽イベントの需要はさらに高まり、拡大が加速していくと考えられるという。
そうした状況を鑑みて、日頃からより良い音質で音楽に関わるプレイヤー・クリエイター、多くのリスナーにバリューのある製品を展開しているケーブルブランドでもあるオヤイデ電気が何かサボートできることはないかと考え、本プロジェクトの立ち上げに至ったという。
本プロジェクトでは、オヤイデ電気製のマイクケーブル、ラインケーブル、電源タップ、電源ケーブルなどを貸し出す。なお、貸し出しは音声周辺用ケーブルのみであるため、映像配信システムは利用者側で用意する必要がある。
LIVEセット例は、マイク用ケーブル「QAC-222・PA-02 V2・TUNAMI TERZO」×8~24、LINE用ケーブル「PA-02 V2・d+XLR/TS classB」×2~4、電源ケーブル「AXIS-303GX・L/i50シリーズ・TUNAMIシリーズ」×2~4、電源タップ「OCB-1シリーズ」×2~4。
DJセット例は、CDJ用電源ケーブル「AXIS-303GX」×2、CDJ用ケーブル「d+RCA/XLR classB」×2、DJ MIXER用電源ケーブル「AXIS-303GX」×1、PC用USBケーブル「d+USB classB/classB Type-C」適宜。
希望者は、配信予定日時、出演者、担当者・連絡先、おおよその規模、希望ケーブル種、本数などを記載のうえlive_support@oyaide.jpまで連絡すると、オヤイデ電気の担当者から折り返し連絡があるとのこと。