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Core i3-9100F+RX 570/GTX 1650のゲーミング性能をチェック

2020年02月29日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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ワットパフォーマンスはGTX 1650が圧勝

 最後はアイドル時と、「3DMark」の「Time Spy」を実行した際のシステム全体の消費電力を見てみよう。

システム全体の消費電力(単位:W) ←better

 当然の結果ではあるが、PCIe補助電源が不要なGeForce GTX 1650が圧勝。8ピンの補助電源を使用するMSI「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」は、Time SpyのGraphics test 1ならびにtest 2を実行した際の最大消費電力は58.1Wアップの179.3Wに達している。

「バイオハザード RE:3」狙いならRX 570 8GB

 ビデオカードはじっくり選ぶ必要はあるが、快適にゲームを遊べる4コア/4スレッド、動作クロック3.2~4.2GHzのCore i3-9100Fを搭載した9万円アンダーの低価格ゲーミングPC。

Radeon RX570 8GB、GeForce GTX 1650ともに旧型だが、2万円アンダーでフルHD、60fpsゲーミングを楽しめるのは魅力的だ

 そしてビデオカードは、「バイオハザード RE:2」など、テクスチャーなどのキャッシュが4GBを超えるゲームでは、8GBビデオメモリーで1万7800円になっている「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」だが、ベースのGPU性能や消費電力で勝るGeForce GTX 1650が、最安1万5000円アンダーになっている今は、GeForce GTX 1650のほうが、万人向けと言えるだろう。

 ただ、GeForce GTX 1650は、昨年末のGeForce GTX 1650 SUPERの登場が影響しての値下がりで、一部のモデル、ショップの価格なので在庫には注意したい。

 在庫という面では、MSI「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」も同じだが、昨年最安1万3980円を記録したSAPPHIREの製品のような勢いは見られないので、今すぐ売り切れる心配はないだろう。と言うか「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」も、同じように1万4000円前後になるとうれしいのだが……。

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