フルHDゲーミングのパフォーマンスをチェック
テスト環境 | |
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CPU | Intel「Core i3-9100F」(4コア/4スレッド、3.6~4.2GHz) |
マザーボード | ASRock「B365M Pro4」(LGA1151、B365、Micro ATX) |
メモリー | CFD「W4U2666CM-8G」(DDR4-2666、8GB×2枚) |
ビデオカード | MSI「Radeon RX 570 ARMOR 8G OC」(Radeon RX 570、GDDR5 8GB) 玄人志向「GF-GTX1650-E4GB/OC/DF」(GeForce GTX 1650、GDDR5 4GB) |
SSD | Western Digital「WDS100T2B0C」(WD Blue SN550 NVMe 1TB) |
電源ユニット | Seasonic「SS-750KM」(750W、80PLUS GOLD) |
OS | Windows 10 PRO 64bit版(May 2019 Update) |
ライト~ミドルクラスの「レインボーシックス シージ」、「フォートナイト」、「ファイナルファンタジーXIV」、「バイオハザード RE:2」の4つのタイトルのフレームレートを計測した結果が以下になる。
なお、グラフ中の「Min(1%)」とは、最低fpsではなく、最低より1%上の値である。つまり、Min1%が60fpsなら、60fps未満になるのは全フレームの1%未満であることを意味する。
まずは定番FPSゲームの「レインボーシックス シージ」、「フォートナイト」を1920×1080ドットのフルHD解像度(レンダリングのスケーリング、3D解像度はともに100%)のフレームレートだ。
レインボーシックス シージは、画質のプリセット「最高」では、ビデオメモリーを4GB以上消費するのが影響したのか、Radeon RX 570 8GBとGeForce GTX 1650のスコアは誤差の範囲だったが、「フォートナイト」は、GeForce GTX 1650が平均フレームレートに約10fpsの差を付けて勝利している。
「フォートナイト」は両GPUともに画質をダウンさせれば60fpsを維持してプレイできるとは言え、GeForce GTX 1650が有利だ。
FFXIVをこれからはじめるのもオッケー
続いては、MMORPGの「ファイナルファンタジーXIV」をフルHD解像度、最高品質に設定。「黒衣森:南部森林」にある広大な沼沢地を、一定ルート走った際のフレームレートを計測している。
両GPUともに60fpsを切っているが、ここでもGTX 1650がわずかだがフレームレートを伸ばしている。平均、最小1%(パーセンタイル)ともに60fpsを切っているのは同じなので、若干画質をカスタマイズする必要はある。
「バイオハザード RE:3」も快適プレイ?
最後は「バイオハザード3 LAST ESCAPE」のリメイクで発売が迫っている「バイオハザード RE:3」を想定して、「バイオハザード RE:2」を試している。
現状、「バイオハザード RE:3」のシステム要件の推奨スペックは未公開だが、必須スペックは「バイオハザード RE:2」と同じになっているので、推奨GPUもGeForce GTX 1060または、Radeon RX 480以上になる可能性が大きいだろう。
ここでは当然、最高画質でテストしているが、「バイオハザード RE:2」はテクスチャーや影をビデオメモリーにキャッシュするため、最高画質設定時は12GB以上のビデオメモリーを要求してくる。当然、12GB以下でも問題なくプレイできるのだが、ビデオメモリーは多いほうが良いことになる。
ビデオメモリーの容量の差が出ており、ここまでの結果と逆転。Radeon RX 570が平均、最小1%ともに11fpsほど勝っている。60fpsをキープするには多少画質設定をいじる必要はあるが、一定のコースを「タイラント」から逃げつつ、走り回った感じだと、このままでも問題なくプレイできる。