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篠原修司のアップルうわさ情報局 第461回

可動部にスペースを確保:

アップル、折り目がつかない折りたたみ式スマホの特許取得

2020年02月27日 09時30分更新

文● 篠原修司

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 アップルが折りたたむところに折り目がつかないような構造の折りたたみ式スマホの特許を取得した。米国特許商標庁が公開した資料から判明した。

 取得された特許のタイトルは「Electronic devices with flexible displays and hinges(フレキシブルディスプレーとヒンジを備えた電子機器)」。

 フレキシブルディスプレーの折りたたむ部分に、外側へわずかにふくらむスペースを設けることで折り目がつきにくくなることを狙ったものだ。

 そのために特許では、折りたたみ箇所にディスプレーを支えるため(開いたときに平らにするため)のヒンジを搭載するとのこと。

 アップルは過去にも折りたたみスマホに関する特許を出願・取得している。よってこの特許が取得されたから折りたたみiPhoneが発売されるというわけではないが、研究が続けられていることが分かるだけでも喜ばしい。

 

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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