日本エイサーは2月20日、コンバーチブルノートパソコン「Acer Chromebook Spin 511シリーズ」から、文教市場向けの11.6型ノートパソコン「R752T-G2」を発売すると発表した。
販売開始は8月で、価格は5万4780円。令和元年度補正予算より拠出される児童生徒1人1台端末の整備を対象とした1台当たりの補助金で導入できる価格を想定しているという。また、文部科学省GIGAスクール構想における「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策」の考え方に基づいた学習者用端末の標準仕様に準拠するとのこと。
OSには高速起動かつ、安全で使いやすいとするChrome OSを搭載。11.6型(1366×768ドット)ディスプレーは10点マルチタッチに対応し、360度回転させてタブレットモードやテントモードとして置くことができる。また、ディスプレー上部には広視野角HDR対応のインカメラ、キーボード上部には500万画素のアウトカメラを装備する。
そのほか、学校での使用環境を考慮して、米国国防総省の定める耐久試験「MIL-STD 810G」に準拠する堅牢設計を採用した。
バッテリー駆動時間は最長10時間。CPUはCeleron N4020、グラフィックスはインテル UHD グラフィックス 600、メモリーは4GB、ストレージは32GB eMMCを搭載する。インターフェースはUSB Type-C×2(USB 3.1 Gen 1)、USB 3.0×2、microSDカードリーダーなどを装備する。サイズは幅296×奥行き206×高さ19.95mmで、重さは約1.25kg。