サムスン電子は、「Galaxy Unpacked 2020」において、縦折り型の折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip」を発表した。
Galaxy Z Flipは、広げた状態では6.7型(21.9:9、2636×1080)で、横幅73.6mmという一般的なサイズ。折りたたんだ状態では73.6×87.4×15.4~17.3mmという手のひらに乗る、コンパクトミラー的なサイズ感が最大の特長。折りたたんだ状態ではカメラの隣に1.1型のディスプレーも用意されている。
第1弾からの大きな変化としては、ディスプレー表面の素材もある。従来のGalaxy Foldは樹脂製の素材で消灯状態では折り目が薄く見えるという弱点があったが、Galaxy Z Flipではサムスン独自の折り曲げ可能な超薄型ガラスを装備することで、これまでの折りたたみ型端末にはない洗練さを実現したとしている。
そのほかの主なスペックは、8GBメモリーや256GBストレージに、カメラはメインが12メガ広角+12メガ超広角でインカメラは10メガ、バッテリーは上下合わせて3300mAh(ワイヤレス充電対応)、Android 10など。ネットワーク面では5Gには非対応で、最大1Gbpsの4Gまでとなっている。カラバリはミラーパープルとミラーブラックの2色で、一部の国ではミラーゴールドも用意される。早くも2月14日に、米国や韓国などの一部の地域で発売予定。価格は1380ドル(15万円強)から。