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DieselOn タッチスクリーン スマートウォッチ徹底大特集 第25回

スマートフォンをカバンから取り出さなくても通話できる

ディーゼル人気スマートウォッチ「Axial」スピーカー通話が便利

2020年01月31日 09時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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通話に使用すると、スピーカーから相手の音声が流れ、マイクが自分の声を拾って会話できる

 Diesel On(ディーゼル オン)のWear OS by Googleを採用した、タッチスクリーンスマートウォッチ「Diesel On Axial Smartwatch(アクシアル スマートウォッチ)」には、マイクとスピーカーが搭載されています。そのためGoogleアシスタントを音声で呼び出したり、アラームで通知を鳴らしたりといった機能が利用できます。さらに、このスピーカーとマイクを使い、ペアリングしたスマートフォンの電話をDiesel On Axialで、通話応答することも可能です。

「電話」アプリを起動させる

「設定」をタップ

 Diesel On Axialで通話を行うには、まずDiesel On Axialにインストールされている「電話」アプリを起動して、「設定」→「応答設定」へとアクセス。すると「応答に対応するオプションを選択」の画面となり「ウォッチで承諾、ウォッチで応答」もしくは「ウォッチで承諾、電話で応答」の2つが選択できます。

「応答設定」を選ぶ

「ウォッチで承諾、ウォッチで応答」と「ウォッチで承諾、電話で応答」の2項目から選ぶ

 Diesel On Axialで通話をする場合は、「ウォッチで承諾、ウォッチで応答」を選びます。これで連携しているスマートフォンに着信があった場合、Diesel On Axialにも着信画面が表示され、通話ボタンを押すとDiesel On Axialで通話がスタートします。通話を終わらせたいときは、切断ボタンを押せばオーケー。

連携したスマートフォンが着信したあとすぐに、Diesel On Axialも着信画面になる

 ちなみに着信中の画面下にあるメニューボタンをタップすると、「電話に出られません。要件をどうぞ。」といったメッセージが選べる画面に切り替わります。相手がスマートフォンや携帯電話なら。着信を拒否しつつ、相手に選択したメッセージをSMSで送れます。

通話中は切断ボタンとミュートボタン、そして画面下には通話オプションを呼び出すメニューボタンがある

着信画面下部のアイコンをタップすると、返信したいメッセージを選ぶ画面になる

 またDiesel On Axialから、通話相手を呼び出すこともできます。電話アプリを起動させると、「通話履歴」と「連絡先」をタップすれば、それぞれに登録されている相手や電話番号をタップすればダイヤルできます。また通話履歴の上にある青いアイコンをタップすると、テンキー画面に切り替わるので、直接電話番号を入力することもできます。

スマートフォンのアドレス帳と連携して、通話相手を探せる

通話履歴からもダイヤルできるので、着信が取れなかったときにはすぐに折り返せる

直接電話番号を入力して発信も可能

 通話中に利用できる通話オプションは「ダイヤルパッド」と「保留」、「音量」の3つ。ダイヤルパッドをタップすると、テンキーが表示され数字の入力が可能。自動応答などへ電話をする際に重宝する。

通話オプションとして使える3つの機能

通話中のダイヤルパッドは、自動応答などに使える

 「音量」をタップすると、スライダーでスピーカーから流れてくる相手の音量を調整できます。「保留」は連携しているスマートフォンに保留機能があれば利用可能。テストで接続しているXperia 1では、利用できませんでした。

通話中に音量を調整できる

 スピーカーから相手の音が聞こえるため、プライバシーには気をつけたいですが、自宅内など問題ない環境なら、わざわざスマートフォンを取り出さずに通話できるので便利ですよ!

保留はスマートフォンの機能に依存する

 

※この記事に使用した機器とバージョン
・スマートフォン:Xperia 1(SO-03L)
 ・スマートフォンOS:Android 9
 ・Wear OSバージョン:2.31.0.284190117.gms

・Diesel On Axial
 Wear OS by Google:2.12

 

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