グリーとJAXAが1月30日、「VR月面レース」「VR月面バスケ」など宇宙を題材にした子ども向けのVR体感型コンテンツを4種類発表。2020年からイベント向けにレンタルを開始します。
「VR月面レース」は、ヘッドマウントディスプレイを使ってVR空間内の月面をバギーで運転するもの。タイヤによる走行スピードの違いを体感し、月面の砂「レゴリス」の特徴を学びます。対戦プレイ可能で、対象年齢は7歳以上。
「VR月面バスケ」は、月でものを投げると地球と比べてどのくらいの高さで落ちてくるのか、VR空間内でバスケットボールのフリースローライクなゲームをすることで感じるというもの。対戦プレイ可能で、対象年齢は7歳以上。
「VR月面スキージャンプ」は、ヘッドマウントディスプレイを使ってVR空間内の月面に設けられたジャンプ台からスキージャンプをするもの。地球と比べジャンプのスピードや飛距離がどのように変わるかを体感します。対戦プレイ可能で、対象年齢は7歳以上。
「VR月ロケットツアー」は、ヘッドマウントディスプレイを装着してVR空間に入り、宇宙に向かうジェット機に乗りこむもの。月と身近な物の大きさを比べることで月の大きさを体感します。グリー独自開発の単眼ヘッドマウントディスプレイを使用し、対象年齢は3歳以上。
コンテンツはすべて宇宙を題材にした子ども向けVR体感サイエンスツアー「ありえなLAB」の一環。グリーがもつVRのノウハウと、JAXAの月周回衛星「かぐや」で取得した月の科学探査データや、宇宙科学及び宇宙教育の専門的知見を組み合わせたVRツアーです。新たな発想の宇宙関連事業の創出を目指す「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」プログラムの成果として発表されました。
宇宙に行くタイプのVRゲームは色々ありますが、JAXA公式というのがそそられるところ。プレイできる日を楽しみに待ちましょう。