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スマホもパソコンも防御できるマカフィー セーフコネクトの使い方を解説

危険で罠だらけの公衆・フリーWi-Fi。超簡単なVPNアプリでご安全に

2020年01月27日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII

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公衆Wi-Fiでのプライバシーを守る
マカフィー セーフコネクト

 マカフィー セーフコネクトは、パソコンやスマホがWi-Fiを使用する際、専用のVPNサーバーに接続してVPNを使った暗号化通信を行ない、通信の秘匿性を向上させるソフトだ。前ページで挙げたような各種攻撃を防ぎ、ひいてはユーザーの情報漏洩を防いでプライバシーを守る。

マカフィー セーフコネクトの機能概要図(製品サイトより引用)

 マカフィー セーフコネクトを起動して有効にするとWi-Fi通信が暗号化され、世界中に設置されているマカフィーのVPNサーバー(仮想サーバー)を経由しない限り、通信内容を解読することは困難となる。たとえ悪意ある第三者がユーザーの通信データを盗聴したとしても、その中身を解析することはまずできない。

 また、ユーザーのIPアドレスを隠蔽することができ、第三者による外部からの不正なアクセスも防ぐ。インターネット接続中の銀行口座の認証情報やクレジットカード情報、位置情報といったユーザー情報の漏洩をシャットアウトするのだ。

 マカフィー セーフコネクトは無償で利用することも可能だが、その場合データ量の制限や仮想サーバーの選択が限られるといったことが生じる。いつでもどこでも安全に利用したいとなれば、有償プランである「プレミアム版」を選択することとなるだろう。

 月額プランで916円(税込)、年間プランで5500円(税込)となる。プライベートでモバイルWi-Fiを利用する場合と比較してみれば、現実的ではないだろうか? プレミアム版ではスマホも加えて5デバイスまでの保護が可能になるほか、無償のサポートなども利用できる。

マカフィー セーフコネクトの価格形態(製品サイトより引用)

 じつは筆者も、外出先で公衆Wi-Fiを頻繁に使っている。さすがに暗号キーなしのフリーWi-Fiは避けているものの、月額で300円ほどを支払っている某有料公衆Wi-Fiサービスを中心として、そのエリア外であれば、やはりカフェなどが提供している無償の公衆Wi-Fiをガンガン使っている。

 別に何か問題があったことはないし、イイじゃなーい? と思っていたが、あらためてセキュリティとWi-Fiの情報を集めてみると、思った以上に危険に満ちた使い方をしていたのだな、と反省しきり。

 ということで、実際にマカフィー セーフコネクトを自分のモバイルPCにインストールして使ってみよう! と思った筆者なのである。

マカフィー セーフコネクトのインストールとプレミアム化

 インストールは、マカフィー セーフコネクトの製品ページから。Windows PC、iPhone、Androidデバイスなどに対応している。スマホの話は後述することとして、ここではまずWindows PCにインストールしてみよう。

製品ページからセットアップファイルをダウンロードしてインストールを開始する

 セットアップファイルをダウンロードしたら、ダイアログに従ってインストールを進めていく。作業自体は特に難しくないだろう。作業が完了すると起動画面が表示される。

ファイルをダウンロードしたら起動してインストール開始

インストール修了後、起動して規約などを確認したら「承諾」をクリック

 起動後、無償版としてそのまま使い続けることも可能だが、前述した通り、プレミアム版でこそマカフィー セーフコネクトは真の威力を発揮する。ぜひ有償版を利用しよう。「無制限版を利用する」をクリックして、マカフィーアカウントを持っていない場合は作成して購入処理を進める。すでにアカウントを持っているなら、マカフィーアカウントにログインして同様に購入処理を進めよう。

「今すぐ申し込む」または「ライセンス登録コードを持っている」をクリックする。すでにマカフィーアカウントを持っている場合は「すでにマカフィーを~」をクリック

「無制限版に移行する」をクリックして課金距離を完了しよう

マカフィーアカウントを持っている場合はログインする

すでにメールなどでライセンス登録コードを入手している場合はコードを入力して「有効にする」をクリックする

 これら各種の手続きを完了すると、マカフィー セーフコネクトの機能をすべて使えるようになる。では、さっそく使ってみよう。

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